セハ・グランデ山(Serra Grande)のふもとに住んでいるアントニオさん のことはこの前書きました。
もう70すぎているのに達者でジャングルのガイドをしてくれました。
アントニオさんは器用でちょとした発明家。自分でいろいろ作り出すのが趣味です。
これはサトウキビを絞りジュースを取り出す機械。
次女とアントニオさん、よく可愛がってくれました。
ちょっと青臭い味ですが、レモンと一緒に絞ると美味しいです。
P.S.サトウキビのジュース美味しいのですが、ブラジルではこのジュースを飲んである寄生虫(tripanosoma cruzi)の感染が起こり何人かの死亡者がでる事件がありました。
問題はバルベイロ(Barbeiro)という昆虫。サトウキビの葉の中にひそんでいることがあり、サトウキビと一緒につぶされた時、この虫の体内にいる寄生虫がジュースにまざる場合があります。その場合三日間ぐらいで死に至る恐ろしい病気です。
もうひとつあぶないのはアサイ(Açaí)。同じ寄生虫の感染が起きてます。
もしサトウキビのジュースを飲む機会があったらくれぐれも衛生のよい所で飲んで下さい。