ツーリング○ップルを開き、
気になったところにとりあえず行ってみる。
10代の頃からツーリングスタイルは変わりません。
私は、ツーリングにおいて「走る」ことを主たる目的にしています。
「観光名所に行き」「美味しいものを食べ」「素敵な宿に泊まる」等については主たる目的にしていません。
そのため、見る人にとっては面白くない記事だと思いますが、「自分の冒険の記録」として残したいと思っています。
今回の目的地は、京都府北部の世屋高原、廃墟となった集落です。
愛読書、ツーリング○ップルには、
「廃墟となった集落が怖い」
「雑草で道が見えない廃道」
と書かれている場所があり、私の冒険心をくすぐりました。(当然ですが、通行止めの道や、入ってはいけない道には絶対に入りません。)
現在の私の拠点(単身赴任先住居)である大阪北部から愛車CBR1000RRで3時間、とりあえず出発。
国道176号線、国道173号線、国道9号線、その他の道を、ゴリラナビに言われるがままに進みます。
途中、天橋立ワイナリーで休憩。
トイレを済ませ、軽く店内を見て、すぐに出発。
給油の後、目的地に迫る。
海沿いを走る国道178号線から、府道75号線に入り、 府道618号を走る、
通り抜け困難、と書かれた看板があります。
通行止め、ではありません。
途中から未舗装路に変わりました。
ワクワクします。
私には致命的な欠陥があります。
バイクはスーパースポーツなのに、未舗装路を発見するとワクワクしてしまいます。どんどん未舗装路に吸い込まれていきます。(もちろん、入ってはいけない林道等には入りませんが。)
バカです。
だんだん道が荒れてきて、バイクが暴れます。
雨は降っていないが、路面は濡れています。
ところどころに水溜りがあります。
地面がぬかるんで、バイクが左右にスライドします。
スーパースポーツの少ないハンドル切れ角でバイクをコントロールします。
ソフトボールサイズの石ころがゴロゴロ転がっています。誤って踏むと、激しくバイクが動揺します。
停車する余裕、写真を撮る余裕はありません。
ただひたすら走ります。
「廃墟となった集落が怖い」ポイントに着きました。
駒倉廃村の碑と書かれたお墓?があります。
どうやら昭和47年に廃村になったみたいです。
もちろん、人っ子ひとりいません。
近くに、個人のお墓?みたいなものもありましたが、怖くて写真は撮っていません。
廃村の碑にバイクを止めて徒歩で少し進みました。
ここが、「雑草で道が見えない廃道」だと思われます。
この辺までくると、ゴリラナビにも、スマホのナビにも道がありません。正確な現在地はわかりません。
時間的な余裕及びバイクの走行性能の限界を鑑みて、これ以上の冒険は断念。
いつか、条件が揃えばこの先を冒険したいと思います。
廃村の碑の隣で袋ラーメンを作り、昼食。
景色もへったくれもありません。
「山で食べるラーメンは最高」なんてものもありません。
ただ、「走る」ために食べる。
以上です。
また、機会があれば珍しいところにツーリングに行こうと思います。
2021年11月23日(火)晴れ
このツーリングから約2年後ですが、ついにオフロードバイクで奥地に足を踏み入れました。↓