今夜は先月末、定年退職した元上司の送別会。
平成21年、23年、25~26年、計4年間お世話になりました。
口数が少なく、静かな人で、いつも本を読んでいる。思慮深く、頼りになる、ある意味、職場全体にとっても、一目置かれる存在でした。
特に25~26年は、課長の彼と係長の私の2人きりの部署。いつもたくさんの人が相談に来られて、とても周囲からの信頼が厚い方でした。
また、相談をすると「やってみたら?」といつもチャンスをくれました。もう少し、力を貸して欲しいな…と思う時もありましたが、あえて突き放される。
くやしい
でも、やり遂げたときの達成感は、自信につながりました。
寡黙でありながら、叱るべきところでは、しっかりと叱ってくださいました。
衝突したことも数知れず…でも、振り返れば、どれも私のプラスになっていると思います。
「自分のことを過小評価せず、自尊心をしっかり持ちなさい」いつもクヨクヨする私に、幾度となく言ってくれました。
頼れる上司。
気がつけば、そう思える人がいつの間にかいなくなりました。
4月からは再任用もせず、趣味を満喫されるそうです。
お世話になりました。

