あいにくの雨の中、卒業式でした。
諸事情により、参加しない予定でしたが、急遽、行くことに。
大急ぎで美容院を予約したり、バタバタでした。
雨が激しく、体育館の屋根の雨音で、声が聞きづらかったり、春雷の轟く中、式は進みました。
制服を見ると、さまざまな制服。
57人が、12歳なりに自分の選んだ道を進む。
入学した時は、みんな一緒だったのに。
お友達とのケンカ、怪我はいつもさせられる側。2年生からメガネをかけるようになると、メガネを巡ってのトラブル
毎週末はメガネの修理に通いました。
3年生の後半は、毎日夕方4時半に学校からの電話。職場でも、ちょっとしたタイマー代わりのように言われたり。
骨折もしたし、学校に行きたくないと言った日も。
先生の家庭訪問に、学校からの呼び出し。
こんな学校イヤだ
みんなの行く中学校なんかには行きたくない
スクールカウンセラーのお世話にもなりました…
ところが、
6年生になると、これまでとは打って変わり、学校が大好きに。
お昼休みは毎日図書館。聞けば、専用席まであるらしく「あそこには座ってはならない」という暗黙のルールがあるくらい(先生から聞きました)
5年間で10回も運動場に出たことはない。
そんな息子が、この1年はほぼ外でみんなとドッジボール。
担任の先生が、引き出してくださった未知の世界。
この1年は、学校に呼ばれることも、先生が家庭訪問に来られることも、1度もありませんでした。
今日知ったのは、先生に代わって授業をしたこともあったとか。
今日、1人違う色の制服を着た息子が号泣したのは、きっとみんなと離れたくなかったのかな。
母は疲れた…この6年。
これからの6年は、穏便に頼みます。
卒業、おめでとう
