〚仙骨を制す者は人体を制す〛

と言っても過言ではない。

 

硬くなった腰仙関節を360度方向に可動域拡張をする。

多くの場合は座り方などにおいて骨盤後傾になったりするのが原因であると思う。

  

骨盤を前傾させる際、腰椎を反らせるのではなく、腰仙関節の可動域に意識を置く。

後傾で座る場合、尾骨の上を体軸が通ってしまい、それが蝶形骨の歪みにつながり下垂体ホルモンのバランスを崩したり、甲状腺系の疾患に繋がったりすると考えられる。

腰仙関節可動域支点として反らせられるようにする。

ただそのまま固まったしまうと腰痛などにも繋がりやすいので、反り腰気味の人は逆に後傾にも出来るよう可動域を得ることも大事。

全方向への柔軟性を獲得すること。

 

調整法は色々ありますが、腰仙関節に負荷を変えるような動きを色々試していきましょう。

下図のように脚を遠くへ伸ばす、離すようなイメージで腰仙関節に負荷を与えるのも効果が大きいです。

この方法は腰仙関節に限らず、腰椎や胸椎、頸椎にもピンポイントで負荷を掛けることが出来、収縮しっ放しとなった多裂筋などの緊張を解消することが出来ます。

 

腰仙関節を動かせるようになると、仙腸関節、そして後頭骨や蝶形骨、首回りの輪上軟骨、甲状軟骨なども動き出し可動域拡張します。

肋骨や肩甲骨、骨盤なども動き出し、あらゆる不調の原因となる血行不良か所の可動域拡張が起こり、改善に繋がると言えます。

 

多裂筋や殿筋を意識して鍛えましょう。

 

徹底的に腰仙関節を動かしまくる。

これだけやれば良い!とはなかなか言いませんが、まずは、これだけやれば大体の不調は解消されると言えるほど、効果は絶大です。

 

硬くて動かない・・・と感じる人は、単に圧倒的な筋力不足です。

特に多裂筋を意識に上げ切れてないのかと思います。

 

立っている時、座っている時、寝転がっている時。

あらゆる姿勢の中で負荷を掛けていきましょう。

 

美は仙骨、お尻から。