【身体が開きすぎていた】

開きすぎていたのは左半身。

 

膝下、膝上(大腿骨:股関節)、骨盤(寛骨)、肋骨(肋椎関節、胸肋関節)。

左半身の体軸ラインが全部外側に開いていた、捻じれていた。

 

わかり易いかどうかは微妙ですが(;´・ω・) 例えるなら紙相撲のこれみたいな感じ。

左半身側が開いてしまっていたわけです。

 

青ラインの方の軸において、左肩が後ろに引けた状態にあったため、胸鎖乳突筋も引っ張られていたし、小胸筋、大胸筋も張った状態になってしまっていた。

肋骨も胸骨のライン(胸肋関節)で開いていたために、鳩胸っぽくなり肋骨の形状が横に広がっていた。

骨盤も仙腸関節を支点として、寛骨が外側に広がっていたために、左のお尻の方が大きめになっていた。

 

【開いているのがわかったら閉じればいいだけ】

ということですが、内転筋不足、かつ外転、外旋筋ばかりが発達すると限界点まで開きます。

内転筋(内旋)と拮抗する外転筋(外旋)のバランスによって全身の開くバランスも変わる。

※逆に外旋、外転不足すぎるケースもあると思います(内股等)。今回は割愛。

 

閉じるには、まずはなんといっても内転筋群を鍛えること。

内転筋を収縮させることで脚、股関節が内側へ捻じれます。

その捻じれの力を使い仙腸関節へ負荷を与える。

さらに上に上げていき、腰椎(周りの筋肉)、肋椎関節、胸肋関節へと捻じれの力を利用して負荷を与えて、広がった寛骨や肋骨を閉じていく。腹筋群の収縮も閉じることに使えます。

 

 

紙相撲が如く、正中線を中心として広がった肋骨や寛骨を内側へ折りたたむイメージで体軸を細く強くする。

内転筋群、腹筋群を強烈に収縮させて行う。その際のポイントとなるのが両筋肉の結合部である恥骨結合。

男性は触覚的にち〇この感覚とポイントを誤認しやすいので注意(/ω\)

根元のあたりに収縮を感じられるように鍛えていく。

 

 

 

イチローの太腿を視れば、しっかりと内転筋が収縮されているのがわかります。

内転筋の収縮と、仙腸関節の可動域。これにより背骨一本が強烈に弛みます。(ロベットブラザー等の連動も相まって)

 

骨盤の歪みや首の不調、脚の長さの左右差、その他全身の左右バランスなどに違和感を感じる場合、

まず行うは内転筋不足の解消。そして上記のバランス調整。

 

そして目指すは背骨一本をユルユルにするくらいの脱力レベルであり、イチローであり、身体機能の大幅アップです(o`・ω・)ゞ

 

背骨の拘束を解くには、内転筋群を収縮させ股関節を内転させること。

※同時に鎖骨を内転させることで拘束背芯はより解けやすくなります。

過去記事※頸椎をロックするのは鎖骨の後方回旋。鎖骨のロックは?

この記事を完成させるには、股関節内転筋群も同時に行う必要があると感じました。

 

まずは開いた身体を閉じてみる。※閉じすぎの弊害もあるやもしれませんが。

その時はまた開いてバランス調整すればいいだけのこと。

とりあえずいつも通り、可能な限り、限界まで閉じてみる(/ω\)笑

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これはもしや銀歯を抜かなくてもいいじゃないかな?(*゚パ)

って思い始めているところです。まだわかりませんが!

まだまだ続くよ内転筋群(`・ω・´)