【改造メモ53】脊柱起立筋 【ストレートネック、拘束背芯改善】

脊柱起立筋。その名の通り脊柱を起立させる筋肉。背骨を真っ直ぐに保つ筋肉という感じです。



脊柱起立筋という名の筋肉がある訳ではなく、頚腸肋筋・胸腸肋筋・腰腸肋筋・頭最長筋・頚最長筋・胸最長筋・頭蕀筋・頚蕀筋・胸蕀筋という9つの筋肉群の総称です。

【可動域が少ない、悪いのは圧倒的な筋力不足】

胸骨操作、胸肋関節、肋椎関節の可動域を拡張する際にようやく気が付いた(遅すぎた。。)のですが、可動域の狭さというのは圧倒的な筋力不足が生み出してしまっているということ。

骨を動かすのは筋肉なので当然と言えば当然です。糖化による硬化という視点から中々離れられずに盲点となって気が付けなかったのかなと思います (。-`ω´-)ンー(もちろん糖化によるものもありますが、糖化を防ぐためにも筋肉が必要)

例えば胸骨を操作する場合においては、胸骨周りの筋肉が必要になります。
(これも色々ありますが例えば胸横筋など)



この胸横筋は肋骨の裏側についていますが、胸を反らせる場合、この筋肉を大きく収縮させる必要があります。

そしてここで言いたいのは、このビールマンスピンの背骨の反り

このように背骨を反らせるためには、脱力ではなく、強烈に脊柱起立筋(&広背筋の下部など)を収縮させる(下方向、脚方向に引っ張る)必要があるということ。


ただ、背骨が硬いといった人の場合、収縮しっ放しで硬くなっているため、一度弛める必要があります。

それが先日の記事(改造メモではないですが)http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-12125761068.html

のように、脚を思いっきり伸ばして、背骨の間を広げるという動き、意識で縮んだ筋肉を伸ばし、弛めることが出来ます。

一度弛めてしまえば、広背筋や脊柱起立筋の収縮を感じられるようになります。

下から徐々に上の方へ収縮を広げて行き、ポイポイントで関節可動、反りを調整することが可能です。

拘束背芯を解きたいと思えば、拘束背芯部分まで収縮させればいいわけです。
そして下記画像の頸椎部分の後頭部下筋群まで収縮させる感覚を掴めば


頚椎1、2番の間のアジャストを自力で行うことが可能になります。


圧迫されていた脳幹が正常化し、脳への血流が一気に回復するのを感じられることでしょう。



背中の筋肉を下に引っ張ることで肋骨が引きあがる。ということです。
座っている時でも収縮させれば姿勢が一気によくなります。

あとは脱力する筋肉、収縮させるべき筋肉の組み合わせです♪
組み合わせにおいては自分で探してみましょう☆(動きによって様々な組み合わせがあるので)

あ、ストレートネック、拘束背芯に関しては、やればわかると思いますが、かなりボキボキっと音が鳴ってズレが修正されます。

センスがあれば一朝一夕で出来るかもしれません!
徹底的に身体に筋肉の動かし方(神経の使い方)を覚え込ませて行きましょう。