【マグネシウム摂取実験考察その4】カルシウムの摂りすぎは骨折率を上げる可能性

骨を丈夫にしたい!という思いから、カルシウムを多量に摂ると逆に骨折しやすい身体になってしまう可能性がある。

カルシウムは筋肉を緊張させてしまうからだ。
筋肉が緊張し、関節がガチガチになってしった状態では、転びやすくなったり、柔軟性が無くなってしまうことにより骨に対し衝撃をモロに受けてしまう。それにより骨折率は上がってしまう。

骨はカルシウムで出来ていると思っている人が多いかもしれないが、
骨の硬度を決める骨組みはコラーゲンで出来ていて、カルシウムは隙間を埋めるコンクリートの如く詰まっているミネラルの一部に過ぎない。



なのでしっかりした骨組を作るためにはコラーゲンを作ることが重要であり、
その材料はタンパク質とビタミンCによって合成される。

骨折を早く治したい人はタンパク質とビタミンCを摂取すべき。

そして再度骨折しない様にするためには、カルシウムではなく(だけではなく)、十分なマグネシウムを補給することが大事となる。

筋肉を緊張させるカルシウムに対して、マグネシウムは筋肉を弛緩させる。
柔軟性が上がれば骨折や怪我が少なるなるのは当然のこと。

骨折予防だけではなく、十分なマグネシウム摂取は内臓、血管、皮膚なども柔らかくなる。

カルシウム過多においては心筋が硬くなりすぎて心筋梗塞、高血圧、
マグネシウム過多だと心臓のポンプ機能が弱くなりすぎて心不全(や低血圧)という症状になりやすい。
結局はどちらも大事で、バランスが重要となる。

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【身長を伸ばすにはアルギニン】

日本人はカルシウム不足だから身長が低い。欧米人との慎重さは牛乳を飲むか飲まないかの違いだ。

という洗脳があったかどうかは今となってはわかりませんが、アメリカで大量に作られた脱脂粉乳を処理するために嘘情報を作り日本に輸入させたという事実があるのは確かです。
昭和1940年代、アメリカでは小麦や大豆等の過剰生産、過剰在庫が深刻化していました。
この余剰農産物のはけ口として標的にされたのが日本だった

※今となっては牛乳を飲むと骨が弱くなるのはもはや常識と思いますが。

おそらくカルシウム=身長という理論を作り出したのはこの時であったと考えられます。

骨の鉄骨部分はコラーゲンですので、カルシウムを取ったからと言って長くはなりません。
タンパク質、特にアルギニンというアミノ酸が重要であり同時にビタミンCの摂取です。

骨端線が閉じるまでの間にどれくらいアルギニンとビタミンCを摂取し吸収できるか?が身長を決める重要なポイントとなります。

そしてこのカルシウム=骨を丈夫に、身長を伸ばすという嘘理論が、日本人の免疫を低下させ、柔軟性を奪って、思考力を低下させることに少なからず繋がっていくわけです。

それはその後の流れから、マグネシウム不足状態者の増加という流れになるからです。

牛乳や乳製品は、カルシウムとマグネシウムの比率が悪く、マグネシウムがほとんど含まれておりません。牛乳を多飲し、乳製品を多食するという生活を続けていれば、食事全体のカルシウムとマグネシウムの摂取比率が大きく崩れた状態になり、マグネシウム不足になってしまいます。


カルシウム過多になると緊張しやすい身体、性格、酷くはパニック障害などの原因にもなります。

もしお子さんの伸長を伸ばしたい(本人の希望を聞くべきですが)とか、性格を落ち着かせたいなどと思うのであれば、アルギニンなど、汚染されていない良質な肉などのアルギニン豊富な食材を与えるようにし、マグネシウムを消費させてしまうような食生活を控え、補充する様な食生活に変えるべきです。

アルギニン、マグネシウムのどちらも豊富に含んでいるおススメ食材は『アーモンド』。

幼少期にアーモンド(&フィッシュ)などおやつに多く食べて居た人は高身長であるという統計があります。

逆に糖質の摂取はマグネシウムを大きく消費し、アトピーになったり病弱だったり、喘息だったり、性格的に切れ易くなったり落ち着きの無さが出ることが多いです。

アトピーや喘息などにもマグネシウムの充足は効果的です。

鬱病やパニック障害にもマグネシウム(セロトニン合成に大きく関わる)。
マグネシウムの補充により改善する可能性は高いです。気持ちに落ち着きを取り戻せます。

とにかくマグネシウムは体内の300を超える酵素に大きく関わる重要な物質です。(補酵素)

正常なタンパク質合成、細胞分裂に関わるということもわかっています。
それはすなわち遺伝子通りに身体が作られるかどうか?ということに関わる重大な点であり、
その不足は異化細胞を多く作り出す大きな要因となるわけです。

綺麗な肌、髪、丈夫な血管、爪、内臓細胞、人体の全ての細胞内にマグネシウムは存在しています。

なにかの症状が出た時に、まず一番最初に疑うはマグネシウムは不足していないか?
と考えるのは決して間違いではないくらい、全ての原因となりうるほど重要です。

納豆、昆布、ひじき、豆腐、アーモンド(ナッツ類)、かぼちゃ、海藻類、
など和食をマメに摂るように改善していきましょう。

マグネシウム不足を起こさない、大事な日本の食文化です。
欧米の嘘に騙されぬよう。