【面の皮が厚くなる(顔の皮膚が厚くなる)原因と対処】

恥を恥とも思わない。ずうずうしい。厚かましい。
という意味で使われる、面の皮が厚いという表現。

この表現は例え話ではなく、
これは物理的に顏の皮が厚くなるとそういう性格になると考えることが出来ます。

皮膚を厚くする作用は、エストロゲンの分泌量に比例します。
エストロゲンは肌の張り、ツヤなどに関係します。張りはコラーゲンの合成、再生、ツヤは皮脂の分泌にエストロゲンが作用する結果ですが、多すぎる状態はコラーゲンの厚みが増してしまい皮膚そのものが厚くなるという結果を招きます。

プロゲステロンとエストロゲンの作用により子宮内膜が厚くなるわけですが(http://kisotaion.org/mst/
子宮内に関わらず全身の皮膚の厚みにも関わることがわかっています。
http://www.hayashi-cl.info/blog20131119_2.html

しかしただ厚みが増し、弾力が増してツヤが良くなる分にはとても良い話なのです。
垂れた胸や頬にも張りツヤが戻り、若々しく見えるように変化しますし、シワになりにくい、シミも出来にくい肌へと変わります。

【そこへ糖質が混じると厚かましくなる】

のです。厚みが増した皮膚が糖化することにより、厚みを増した上に硬化作用が加わり、硬くてもろい皮膚に変化(異化)します。

糖化とは(今更書くまでもないですが念のため)糖質とタンパク質(ここではコラーゲン)が結び付きAGEs(最終糖化産物:セルライトなど)へと変化する化学反応のことです。

糖質と結びついた皮膚は、触覚を鈍くします。塩水は電気を通しますが、糖質は電気を通しません。すなわち神経伝達が鈍くなり、空気に含まれる情報を触覚で変換できなくなるということです。

空気も読めず、相手の気持ちを読めず、好かれてるか嫌われているかも判断できなくなるくらい退化してしまい、厚かましい、ずうずうしいなどという行動に出てしまうことへと繋がります。

また触覚からの情報収集量が減ると脳が物事を判断する情報材料が大きく減るため、大幅に視野が狭くなります。

【厚かましくしてしまう食べ物】

糖質全般は言うまでもなくです。エストロゲンが増えてしまうモノ、摂取するとエストロゲンと構造が似ているため脳が誤認してエストロゲンとして作用してしまう物質(エストロゲン様作用)は様々あります。

・大豆イソフラボン
・牛乳などの乳製品に含まれる牛のエストロゲン
・ピル(ピルに含まれるエストロゲンのほとんどは、馬の尿から作られますが、これもヒトにも同様に作用するため避妊剤として使われています)
・環境ホルモン(ビスフェノールA、ノニフェノールなど)
※ビスフェノールAはプラスチックなどに含まれる環境ホルモンで、ペットボトル、カップラーメンの容器、弁当の容器などにも使われているため、電子レンジでチンしたり、高温のお湯を入れたりすると溶け出して食事と一緒に摂取してしまいます。コンビニ弁当やカップラーメンを良く食べ続けると影響が出ます。
など他にも様々あります。

また肝機能が低下している状態に置いてもエストロゲンの代謝が落ちて、結果的に体内のエストロゲン量が増えてしまうことに繋がります(太りやすい、脂肪が付きやすい状態になります)・

【糖化した皮膚は新陳代謝されずに使い続けることになってしまう】

本来、新陳代謝により皮膚は入替るものですが、糖化した細胞はセルライトにみられるよう、とても代謝が悪いのです。なので一度面の皮が厚くなると、代謝されずらくなり、その上に化粧をすることになるわけです。

荒れた肌は代謝して新しい皮膚に作り替えてしまえば良いのですが、
糖化した皮膚に対して見て見ぬふりをして、化粧で誤魔化し使い続ける。

それを老化のせいにしてしまっている人が多いのだと思います。

糖質を控え、過剰なエストロゲン量を調節し減らしていけば、何歳になってもファンデーション要らずの新しい肌を作ることが出来るのです。

もちろんコラーゲンの材料であるタンパク質、ビタミンCの摂取が重要であり、糖質を控えることが大前提ですが。

エストロゲン過剰+糖質過剰=面の皮が厚くなる原因(厚かましい性格になる原因)

ということです。

などと、久々にテレビを点けてAKB(誰かわからないけど)が出てて、
うわ((((;゚Д゚))))、こんなに顔の皮膚厚かったっけ!?((((;゚Д゚))))って思ったところでしたw


この画像はこれでもかなり修正されてるものと思いますが、ホウレイ線が付きやすく、見た目にも硬さがわかるくらいの顔の皮膚の糖化。
糖質の摂りすぎなのか、ホルモンバランスの乱れなのか、ピルを飲まされるような環境なのか(/ω\)

肌フェチの自分としては、全く魅力がないようにしか思えません (。-`ω´-)

顏がデカくなったなーと思った時、それは浮腫みでもなく、脂肪でもなく、皮膚自体の厚みが増したせいかもしれません。そしてその原因はエストロゲン(様作用)がもたらした結果と、糖質の過剰摂取が原因であるかもしれません。

顏に限らず太ももの肉付きや、ふくらはぎの皮膚の厚み、お腹、背中などの部分的な皮膚の厚みも同様の機序である場合が多いです。

現代は何かとエストロゲン過剰になりやすい食で溢れています。メタボ増徴社会を見る限り、それらを全く考えず、知らずに生活してしまっていては、もはや避けられない変化であると言わざるをえません。

遺伝でも生まれつきでも体質でもなく、知ることのできる環境、調べればわかる環境においては、何も考えて来なかった自己責任の結果ですね。。