【就寝前は口腔内を酸性にしてはいけない】

なぜなら菌の繁殖の原因となり、タイトルにあるよう
・胃痛・蓄膿・目ヤニ・気管支炎・虫歯・カンジダ・ヘルペス
もっと言えば
口内炎、心臓病、肺炎
などといった原因になる可能性がある。

通常口腔内はph6.7くらいの弱弱酸性に保たれている。唾液の分泌などにより中性に限りなく近い状態が最も健康。

その状態では菌は繁殖しないため、虫歯予防や病気、炎症などの予防になる。

もし上記のような症例で悩んでいる方、寝る前に口腔内を酸性にしてしまっていませんか?

【就寝前に厳禁な食べ物、飲み物】

《飲み物》
砂糖をはじめとする糖類を含む飲み物(炭水化物はもちろん、オリゴ糖も不可)。
100%ジュース(特にクエン酸の多い飲み物:オレンジジュース、グレープフルーツジュース、野菜ジュース、その他)
レモンティなどのクエン酸の入った飲み物(砂糖抜きであっても不可)

《食べ物》
・果物(特にクエン酸や糖度の高いモノ)
・お菓子、アイス
・炭水化物(糖類なので砂糖同様)

などなど上記に記載無くとも、クエン酸や砂糖など口腔内および食道を酸性にしてしまうものは一気に口腔内に菌を増殖させます。

【昨日実験、実証のためレモンティを飲んでみた考察】

就寝前にレモンティを飲んでみた。あ、レモンティじゃなくてホット紅茶のクエン酸入り(砂糖抜き)でしたw

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飲むと身体、食道が温まる。ここまでは健康的に思えた。
が、数分後、唾液に粘性が発生するとともに、鼻詰まりが急激に進む。
そしてくしゃみが出る。

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一気に菌が増殖し、口腔内から鼻まで駆け上がり、鼻の免疫機能が働き大量の鼻水の分泌へと繋がった。

その後すぐさま重曹を口に含み、口腔内をアルカリ化(中和)すると、鼻詰まりもすぐ収まり、呼吸がとても楽になった。

念のため食道の中和も兼ねて重曹をお湯に溶き飲んでから就寝。(食道炎を防ぐため)

※紅茶がダメなわけではなく、添加したクエン酸(レモン等)により口腔内が酸性になってしまうのがだめ。

【まとめ】

就寝前に限ったことではなく、口腔内および食道を酸性の状態のままにしてしまうのがいけない。
痰が絡んだり、発生してしまうのは決まって炭水化物、砂糖などの摂取の後です。
これは免疫反応にて菌と格闘した結果出来上がり、痰として体外へ排出する機能のひとつ。

良く噛んで唾液を出して中性にすること、重曹などの使用でアルカリ物質にての中和。
口腔内、衝動の濯ぎ(中和)をしっかりと。

果物、野菜などを摂取した後は特に中和、濯ぎをしっかり。
胃を通り過ぎれば栄養、腸内細菌叢の餌となり身体に良い食べ物や飲み物であっても、胃から前にある食道、口腔内は別。しっかりと中性化を心掛けましょう。
(胃酸で菌が死滅するため胃から先は別の機序となる)

胃から先は十二指腸などから重曹が体内分泌される。
クエン酸と結合され、クエン酸ナトリウムとなり、血液をサラサラにする。(輸血の血液の抗凝固剤としても使用される物質)

重曹(炭酸水素ナトリウム)の体内合成にはナトリウムが必要であり、血液をサラサラに、免疫機能を高く保ち、悪玉菌を除去するにはどうしたって塩分が必要、重要であるという話。

前にも書いたけど、塩分は控えてはいけない。
むくみは塩分ではなく、糖質、酸性、それらの引き起こす血行不良が原因です。

シュガーコントロール⇒phコントロール⇒菌コントロール

細胞の数60兆に対し、対内外にいる常在菌叢はおよそ100兆匹(重さにして1,5キロ~2キロ)。

菌との付き合いをもっと身近に考えましょう!