【仙骨考察その1】

仙骨についてちょっと見切り発射(/ω\)
思いついたものを随時書いていく中で役立ちそうなものを書いていく感じで進める。

今回は仙骨と反り腰について。仙骨とは?という詳しい説明は今回は省かせていただきますが、
画像で位置と簡単な機能の説明をすると

骨盤の中央にあり(背骨と骨盤の連結部、骨盤に刺さっているというイメージ)、背骨の下端(正確には尾骨の上だから二番目)に位置する骨です。

仙骨の傾きが腰椎、胸椎と脊柱全体の歪みを作る。という趣旨、前提で書き進めていきます。
そして腰椎、胸椎、頸椎、などの歪みによって生じる症状について考察していきます。

仙骨はそうった身体の歪みに大きく影響するほか、脳脊髄液の循環という、脳の機能にも大きく関わっているため、思考や脳機能にも大きく影響すると考えられます。
最終的には脳骨髄液の成分や、それを利用した循環のコントロール、それによる変化のコントロールまで辿り着ければと思います。


【反り腰と胃痛】

タイトルを反り腰と胃痛としたのは、なんとなく需要がありそうだから(/ω\)w
反り腰の原因となるのも仙骨の使い方によるところが大きです。

反り腰と仙骨については画像の通り




・腰椎が前に出るため、お腹に肉が付きやすくなる
・お尻がデカくなる
・腰椎を境目に、胸から上は細いのに、腰回りから下はデブになる


というような体型になります。

【反り腰のメリット】
ウェストがくびれて、一見スタイルが良さそうに見えるこのスタイル(反り腰)。
仙骨が反りすぎた状態となっております。

反りすぎるという言い方が正しくないと考えます。
反る事が出来るという意味では、とても機能的であり、良いことである(運動機能、姿勢制御において)と考えられます。

反り腰の人は健康ことがとても柔らかい傾向があり、腕を機能的に使う事が出来ます。
また胸椎、頚椎のバランスから、小顔である場合が多いです。これは乳様突起をはじめ、頭蓋骨全体のバランスに反り腰の状態(仙骨の傾きの状態)が影響していると言えます。

仙骨を傾け腰を反らせると、腰椎が弛みます。
腰椎が弛むとそれに繋がる上部の筋肉(肩、腕、頭部、顏)が弛むこととなり、肩凝り、腕痛、おでこのシワ、顏の乾燥などの改善に繋がります。

【反り腰のデメリット】

反れることは良いことでありながら、この状態で固まってしまう(筋肉や関節)ことが良くなく、腰痛や胃痛の原因となってしまいます。

腰痛の原因となるのは諸説色々ある中、自分は副腎の圧迫による血行不良であるのではないかと考えます

反り腰は副腎疲労の原因ともなり、それによる過度のアドレナリン分泌などからイライラや肌荒れなどにも繋がります。酷くなると慢性的な疲労にも繋がり、精神的影響も大きくなってきます。

胃痛に関しては、反り腰の状態での肋骨による胃の圧迫が考えられます。
胃の圧迫による胃の血行不良が胃痛の原因となる。


腰が反るということは、肋骨の角度も変わります。肋骨内にある臓器の圧迫が生じることは言うまでもなく、その状態が続けば当然血行不良が起こる。

【姿勢の改善で治せる】

反り過ぎも前傾のし過ぎも、可動域が広いという意味では良いことであるけど、そのままの状態で固まってしまうのが良くないということ。

その中心となるのが仙骨であり、その可動域、傾きである。

まず自分の仙骨の状態がどうなっているかを知ること。そして癖などを見直してみましょう。

座り方がこうなっていたり↓、脚を組むことも骨盤の歪み、仙骨の歪みに繋がります。それが全身の歪みに繋がります。

右側の姿勢は良いのですが、これを意識し過ぎてそのまま固まってしまうと反り腰の原因となります。反対側へもストレッチを心掛けましょう。



その2へ続く。