【仮)鬱病の原因は腸の血行不良】

基本的には鬱病なんてない。と思っています。ただ単に脳の状態(ホルモンバランス)のことであり、それによる思考回路への影響だと。

それはそれとして、

うつ病の人は、脳内にセロトニンが少ない傾向があることから、現在の「うつ病」の治療薬にも、セロトニンの脳内濃度を高くキープする薬などが使われています。
http://allabout.co.jp/gm/gc/321999/
ではセロトニンはどこで作られるか?というと、セロトニンは脳ではなく、腸で95%作られているわけです。

腸で作られるというより、腸に生息するおよそ100兆匹の腸内細菌叢によりトリプトファンが作られれ(食事によるトリプトファン摂取からもありますが)そこからセロトニンは合成される
のです。

腸内細菌は腸内の血行不良などにより簡単に死滅してしまいます。(死滅は語弊がありますが、善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスが崩れて機能低下します)

腸内細菌叢のバランスが崩れる原因は

・糖質(特に砂糖)の摂取などによる高血糖、血管収縮(グルコースパイク)
・ストレスによるカテコラミン分泌による高血糖、血管収縮(グルコーススパイク)
・姿勢が悪いことによる血行不良(骨盤が寝てるなど)
・宿便が溜まっていることによる血行不良
・抗生物質の摂取による菌の死滅

などが挙げられます。

糖質摂取およびストレスはどちらも糖質であり血行不良を招くという意味で、身体にとっては同じことです。

よって腸内細菌の不活性がセロトニン不足を招き、精神的に落ち込んでしまうと言えます。

姿勢を正し、糖質、ストレスを控えれば鬱病にはなりえない。ということです。
すなわち腸の健康(血行)=精神的健康にもつながるということです。

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【ヒトもっと腸内細菌叢に気を使い、大事に育てることを意識すべきなのです】
腸は常在菌叢無しには機能しません。栄養の分解も吸収も出来ないということでです。
また腸内細菌叢はセロトニン以外にも、光と水などを媒体に、身体にとって必要な栄養素の全てを合成してくれることが解っています。

ヒトとは腸内細菌叢によって生かされている。とも言えますし、完全に共生状態であるということです。

もっと言えば、腸内細菌叢による栄養合成のみで生きていくこと、すなわち何も食べなくても生きているだけのシステムをヒトは持っているということです。(不食、ブリザリアン)

肉は肉から出来ているわけではなく、牛は草を食べて肉になります。草は水と光を媒体に光合成により大きくなります。

辿っていくと、肉もまた光と水の合成により出来ている。と言うことが出来ます。

日光浴と水、塩分さえあれば(それすらなくても)、ヒトは何も食べずに生きていけるだけのスペックを持ち合わせているし、誰もがそうなれるはずなのです。


【場合によっては腸内細菌叢により思考を支配されている可能性もあります】
腸内細菌のバランスによって、趣味嗜好が変わったり、性格が変わったりも起こりえます。

バランスが悪玉菌に傾くと、糖質をものすごく摂りたくなります。悪玉菌達が自ら殺されないよう、繁殖するようにセロトニン合成を阻害して、糖質を摂取させようと脳に命令を出します。
性格はキレやすくなり(低血糖状態になるとアドレナリンを分泌するため)、暴力的にもなります。その状態で糖質を摂取しなければさらなる低血糖状態となり、コルチゾールという最強のストレスホルモンを分泌することとなり、脳の海馬という記憶を司るところを委縮して分泌させることとなり、一時的な記憶障害をはじめ、さまざまな悪影響が全身に出ます。

善玉菌に傾くと、セロトニン合成を促進し、副交感神経優位、すなわちリラックス状態を維持しようとし、精神的に落ち着いてきます。

ヒトは自らが思考しているようで、常在菌叢により思考さえもコントロールされている可能性は高いです。

過去記事※【ウィルスは意志を持っている。】http://ameblo.jp/nippys-fancy/entry-11617144015.html

と同様に、菌もまた意志(種の繁殖)を持っており、時に宿主の思考をも支配しえます。