抗糖化=アルギニン(アーモンド、ニンニク、鶏肉、海老、キュウリ、高野豆腐などなど)
と考えてきたのですが、ここにきて再考察を。
【気になるのはメラノイジンの抗糖化作用】
ちょっと前から気になっていたのだけど、メラノイジンの抗糖化作用。
メラノイジンとは簡単に言えば、ちょっと糖化した茶色い褐色物質のこと。
難しく言えば、。アミノカルボニル反応の一種であり、、還元糖とアミノ化合物(アミノ酸、ペプチド及びタンパク質)を加熱したときなどに見られる褐色化の結果変化してできる物質。
そのメラノイジンのもたらす抗糖化作用は、アルギニンのそれとは少し違うばかりか、それ以上に抗糖化作用をもたらすのではないか?と考えてみました。
【アーモンドの抗糖化作用との比較】
アーモンドの抗糖化作用機序については、今までは抗酸化同様、血管や細胞(主にコラーゲン)の代わりに、糖分と結びつくことにより糖分のダメージを軽減してくれると書いてきました。
そこに間違いはないと思いますが、それ以上に、
一酸化窒素を生成し、血管を拡張してくれる ということによるダメージ軽減効果が大きい。
以前書いた御岳百草丸の服用によるコルチゾール(ストレスホルモン)減少効果(コウボクによる筋弛緩作用)と似たような作用により、糖化を抑える。
とはいえ、筋肉を弛緩させることと、血管を拡張させるというのは似ていて非なるもの。
元々の血管が細ければ、弛緩させたところで細いままだけど、拡張の場合は通常時より広がりは大きくなり、血行促進度も筋弛緩のそれより大きい。
百草丸では冷え性までは治らなくても、アーモンドなどのアルギニンでは冷え性改善効果として大きく貢献できる。
そしてメラノイジンの効果は?
【メラノイジンの作用機序】
例えば玉ねぎ。生の玉ねぎは白いけど、炒めると茶色くなる。玉ねぎのアミノ酸と糖質が結合して茶色くなった部分にメラノイジンが生成されたということ。決して焦げているわけではない。
もちろん炒め続ければ焦げて最終糖化産物へと変わってしまうが、この半端に糖化した物質(メラノイジン)が優れた抗酸化、抗糖化物質として働いてくれる。
≪メラノイジンを含む食品≫
・味噌
・しょうゆ
・ビール(黒ビールの方が解り易いかも)
・炒めた玉ねぎ
・コーヒー
・ココア
・唐揚げの表面
・焼き魚の表面
・炒めた肉
・カレーのルー
などなど。あ、あとゴボウなんかもそうですね!
茶色い食品に多く含まれている。裏を返せば、味噌、醤油、ビールなども糖化した物質ということ。
つまりは(ちょっと端折るけど)
生体内で起こるメイラード反応による糖化と、元々糖化した食材を食べることは別ということ。
過剰な糖質摂取により血管や皮膚や骨、全身のコラーゲン質が硬く脆くなること(生体内糖化)と、
炒めた玉ねぎ、味噌、醤油などを摂取することにより、代わりに糖分と結びついてくれる結果、生体内での糖化を抑える事が出来る(抗糖化作用)というのは別。
【メラノイジンの還元性】
ビタミンCなどと同様に、一度酸化してもクエン酸にさらせば再び酸化物質と分離し、元のビタミンCに戻るよう、軽めの糖化によって出来上がったメラノイジンは糖質と結びつきやすい状態となっており、血中(体内)の糖質を吸着し、ダメージを減らしてくれる作用を持つ。
さらに吸着後出来上がった物質は、小腸で吸収されずに大腸まで届き、表面の糖化部分の糖質は常在菌の餌となり食物繊維同様の効果をもたらす。残ったメラノイジンも綺麗に排出されることとなる。
【カレーとハヤシライス】
色から判断すれば、カレーよりハヤシライスの方が濃い茶色と言える。(カレーによるが)
より濃い方がよさそうに思えるが、濃い方がより糖化をしてると考えると、糖質の吸着率は低いと考えられる。ちょっと茶色いくらいが最も抗糖化物質として作用する力が強いのではないだろうか?
そう考えるとカレーの方が抗糖化作用は強いと言える。
【アルギニンにしろメラノイジンにしろ】
アルギニンにしろメラノイジンにしろ、機序は多少違えど糖質のダメージを減らすということに変わりはない。
また血行さえよければ糖質のダメージだってほとんど受けない。
しかしながら糖質の過剰摂取は血行を悪くしてしまうのは言うまでもない。
行うべきは抗糖化以前に、糖質の過剰摂取を控えるということ。
社会的都合(接待、飲み会など)によりどうしても糖質を摂取しなけらばならなかった時の緊急策として摂取するくらいがちょうど良いのかもしれない。
ということで、
玉ねぎを炒めてメラノイジンを摂取したらどうなるか!?という実験&体感分析をスタートしてみます☆
味付けは塩コショウ、バター、醤油、オリーブオイル、ごま油、などなど数種類、もしくは玉ねぎの味のみでの実験予定。
※本来抗糖化作用の実験であることから、糖質も同時に摂取すべきなのだろうけど、今回は糖質を制限しながらさらなる効果を分析していきたいと思います。
あ、書いてなかった?けど、
【玉ねぎの血液サラサラ効果】
とは、茶色くなりメラノイジンを生成した玉ねぎは、血中の糖質(ドロドロの元)と結びついてくれて、糖質の量を減らすために血液がサラサラになる。
と考えてきたのですが、ここにきて再考察を。
【気になるのはメラノイジンの抗糖化作用】
ちょっと前から気になっていたのだけど、メラノイジンの抗糖化作用。
メラノイジンとは簡単に言えば、ちょっと糖化した茶色い褐色物質のこと。
難しく言えば、。アミノカルボニル反応の一種であり、、還元糖とアミノ化合物(アミノ酸、ペプチド及びタンパク質)を加熱したときなどに見られる褐色化の結果変化してできる物質。
そのメラノイジンのもたらす抗糖化作用は、アルギニンのそれとは少し違うばかりか、それ以上に抗糖化作用をもたらすのではないか?と考えてみました。
【アーモンドの抗糖化作用との比較】
アーモンドの抗糖化作用機序については、今までは抗酸化同様、血管や細胞(主にコラーゲン)の代わりに、糖分と結びつくことにより糖分のダメージを軽減してくれると書いてきました。
そこに間違いはないと思いますが、それ以上に、
一酸化窒素を生成し、血管を拡張してくれる ということによるダメージ軽減効果が大きい。
以前書いた御岳百草丸の服用によるコルチゾール(ストレスホルモン)減少効果(コウボクによる筋弛緩作用)と似たような作用により、糖化を抑える。
とはいえ、筋肉を弛緩させることと、血管を拡張させるというのは似ていて非なるもの。
元々の血管が細ければ、弛緩させたところで細いままだけど、拡張の場合は通常時より広がりは大きくなり、血行促進度も筋弛緩のそれより大きい。
百草丸では冷え性までは治らなくても、アーモンドなどのアルギニンでは冷え性改善効果として大きく貢献できる。
そしてメラノイジンの効果は?
【メラノイジンの作用機序】
例えば玉ねぎ。生の玉ねぎは白いけど、炒めると茶色くなる。玉ねぎのアミノ酸と糖質が結合して茶色くなった部分にメラノイジンが生成されたということ。決して焦げているわけではない。
もちろん炒め続ければ焦げて最終糖化産物へと変わってしまうが、この半端に糖化した物質(メラノイジン)が優れた抗酸化、抗糖化物質として働いてくれる。
≪メラノイジンを含む食品≫
・味噌
・しょうゆ
・ビール(黒ビールの方が解り易いかも)
・炒めた玉ねぎ
・コーヒー
・ココア
・唐揚げの表面
・焼き魚の表面
・炒めた肉
・カレーのルー
などなど。あ、あとゴボウなんかもそうですね!
茶色い食品に多く含まれている。裏を返せば、味噌、醤油、ビールなども糖化した物質ということ。
つまりは(ちょっと端折るけど)
生体内で起こるメイラード反応による糖化と、元々糖化した食材を食べることは別ということ。
過剰な糖質摂取により血管や皮膚や骨、全身のコラーゲン質が硬く脆くなること(生体内糖化)と、
炒めた玉ねぎ、味噌、醤油などを摂取することにより、代わりに糖分と結びついてくれる結果、生体内での糖化を抑える事が出来る(抗糖化作用)というのは別。
【メラノイジンの還元性】
ビタミンCなどと同様に、一度酸化してもクエン酸にさらせば再び酸化物質と分離し、元のビタミンCに戻るよう、軽めの糖化によって出来上がったメラノイジンは糖質と結びつきやすい状態となっており、血中(体内)の糖質を吸着し、ダメージを減らしてくれる作用を持つ。
さらに吸着後出来上がった物質は、小腸で吸収されずに大腸まで届き、表面の糖化部分の糖質は常在菌の餌となり食物繊維同様の効果をもたらす。残ったメラノイジンも綺麗に排出されることとなる。
【カレーとハヤシライス】
色から判断すれば、カレーよりハヤシライスの方が濃い茶色と言える。(カレーによるが)
より濃い方がよさそうに思えるが、濃い方がより糖化をしてると考えると、糖質の吸着率は低いと考えられる。ちょっと茶色いくらいが最も抗糖化物質として作用する力が強いのではないだろうか?
そう考えるとカレーの方が抗糖化作用は強いと言える。
【アルギニンにしろメラノイジンにしろ】
アルギニンにしろメラノイジンにしろ、機序は多少違えど糖質のダメージを減らすということに変わりはない。
また血行さえよければ糖質のダメージだってほとんど受けない。
しかしながら糖質の過剰摂取は血行を悪くしてしまうのは言うまでもない。
行うべきは抗糖化以前に、糖質の過剰摂取を控えるということ。
社会的都合(接待、飲み会など)によりどうしても糖質を摂取しなけらばならなかった時の緊急策として摂取するくらいがちょうど良いのかもしれない。
ということで、
玉ねぎを炒めてメラノイジンを摂取したらどうなるか!?という実験&体感分析をスタートしてみます☆
味付けは塩コショウ、バター、醤油、オリーブオイル、ごま油、などなど数種類、もしくは玉ねぎの味のみでの実験予定。
※本来抗糖化作用の実験であることから、糖質も同時に摂取すべきなのだろうけど、今回は糖質を制限しながらさらなる効果を分析していきたいと思います。
あ、書いてなかった?けど、
【玉ねぎの血液サラサラ効果】
とは、茶色くなりメラノイジンを生成した玉ねぎは、血中の糖質(ドロドロの元)と結びついてくれて、糖質の量を減らすために血液がサラサラになる。