心配は出来ればしたくない。

心配してほしい、されると嬉しいという気持ちは理解はできる。

しかし、そう思われたいばかりに症状や状況を意図的に現状以上に悪いように見せる人も居る。

そういう人に恐怖を感じる。

心配掛けられる側の精神的負担まで考慮は出来ていないのだろう。

早く良くなりたい!元気になりたい!健康にないたい!心配掛けたくない!と思っている人を心配するのは嫌いじゃないし、むしろなんとかしてあげたい!と思うけど、

いっぱい心配してほしい!もっと心配を!こんなに酷い状況なんだから!!などと言う考えの人は正直怖い。


疾病利得(疾病利得)という言葉がある。

本人は意識していないが、病気や症状によって得ているものがある。逆に言うと、病気や症状などを生じさせて何かを得ようとしている。

優しくしてもらえる、お見舞いに来てくれる、心配してもらえる、仕事を休める、甘えらえる。などなど。

仕事のストレスからの逃げであったり、誰かを繋ぎとめたいがためだったり。

治ったら困るという思考が病状を長引かせるし、より悪化を招くにも関わらず。


自分は意図的に心配を掛けられるのが怖いし、そういう人が居たら甘やかさないようにしてしまうし(より厳しくしてしまう)、出来れば関わりたくないと思ってしまいます。

寂しさのあまり意図的に周りに心配ばかり掛けてなんとか構ってもらおうとする人は、
結局は周りから人が離れて行ってしまう。


誰だって出来れば心配はしたくないのだから。