余程意識していない限り、ほとんどの人は片脚重心になってしまっていると思われます。
片脚重心のままでは、O脚改善を始め、骨盤、背骨、顔の歪みも半端にしか改善されません。

まずは重心はなぜ崩れるか?というところから。

【片脚重心の原因は腕の使い方】


腕の使い方が利き腕と反対の腕で違うと重心が崩れるということ。
利き腕じゃない方の腕は胸鎖関節から使えている場合が少なくないけど、利き腕の使い方が肩鎖関節を支点として使ってしまっている人が多い。

片腕の支点がずれることにより、当然脚にかかるバランスも腕の重量の分だけ変わってくる。
そのバランスを取るために片脚重心となってしまう。

『ビビッときたら書くブログ』 by nippy


両腕とも胸鎖関節から使うよう意識することにより、腕の左右の重さが均等となり、片脚重心を治す事が出来る。

使い方、バランスが崩れる原因として、PC操作におけるマウスの使い方などが挙げられる。
肘を支点として腕を使ってしまうことにより、胸鎖関節から肩鎖関節支点へと無意識に変わってしまったり、その使い方が定着してしまう。

意識して治していきましょう。

【ウナと胸鎖関節を結ぶ】

過去幾度と書いてきた高岡英夫氏のウナ重心ですが、ウナと胸鎖関節(鎖骨と鎖骨の間)を線として意識的に結ぶことことにより、センターという意識が出来上がります。

読んでない方は参照ください↓

究極の身体 (講談社プラスアルファ文庫)

っと、胸鎖関節と結ぶとかって言うのは本に書いてないかも(/ω\)
自分で色々試行錯誤の結果、両足のウナから両方の胸鎖関節へ二本、そして背骨へ一本と計三本のセンターを意識した方がバランス良いなーと感じました。

※違ってたらごめんなさい(/ω\)

で、なんにせよ胸鎖関節を意識し両腕のバランスが整うと、背骨の重心も取り易くなります。
座り方、立ち方にも影響し、骨盤矯正、首の位置の調整なども感覚的により解り易くなります。

【胸鎖関節から腕として使うと背中が綺麗になる】

短絡的ではないですが、胸鎖関節から腕の支点として使うことにより、肩甲骨を剥がしやすくなります(肋骨から)。

肩甲骨の可動域の目標はこのレベル↓


腕が背中から生えているイメージ。
腕が肩関節より後ろにある感じにに落ち着きます。(ニュートラルの位置:力んでいてはだめ)
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すると、背骨を意識して立ったり座ったり出来るようになり、骨で支える感覚が鋭くなるため、大腰筋の力が、今まで以上に抜けてきます。

そのため背中(腰回り)に肉が付きづらくなり、綺麗な背中へと変わっていきます。

といっても重心を変えた当初はびっくりするくらい大腰筋周りに弛んだ脂肪が浮き出てビビります((((;゚Д゚))))

重心の崩れにより大腰筋周りの筋肉、脂肪へどれだけ力が入っていたかという結果でもあります。食事にもよりますが、重心を維持し続ければ、数日で細く変わっていきます。

やがてこんな背中になることでしょう↓
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