【糖化】は恐ろしい、老化の原因、シミ、シワの原因、動脈硬化、糖尿病、血管をもろくしたり、様々な原因になることは間違いないことですが、生きる上では必要不可欠な機能です。
細胞のほとんどは糖タンパクであり、エネルギーの貯蓄として脂肪と同等にも使われます。

糖化が問題になるのは、過剰な糖質摂取であり、余った糖質がセルライトや最終糖化産物(AEGs)として貯蓄されてしまうことが問題なのです。

過剰な糖というと、【砂糖】しか思い出さないかもしれませんが、【米、ジャガイモ、小麦等】の炭水化物も糖質の塊です。

脂肪を食べたら脂肪として貯蓄されますが、過剰に摂取された糖質のほとんどは、脂肪として貯蓄されます。脂肪→脂肪 よりも 炭水化物→脂肪 という貯蓄割合の方が多いのです。
【炭水化物抜きダイエット】が正しいという原理はここにあります。

【糖化物質の分解方法】
糖化物質を分解するには、酸素が不可欠です。エステなどでやるよう、マッサージで強制的にセルライトによって潰れた毛細血管へ血液を押し流すのが効果的です。酸素が供給されることにより燃焼、分解反応が起こりますのでセルライト小さくなります。分解されるとブドウ糖、熱量、二酸化炭素、水になりますので、血液に溶かされ全身へ運ばれます。

この際糖化物質の中に溶け込んでいた老廃物、菌などの不要物質も全身へ流れることとなり、一時的に発熱や吐き気、下痢等が起こることがあります。これは好転反応として捉えてください。今まで溜めこんでいた自分自身が原因であり自業自得と割り切ってください。

初めて行う断食の際にはほぼ確実に好転反応が起こります。筋肉や糖化細胞に溶け込んでいたフ執拗な物質を、下痢や嘔吐により体外へ強制的に排出しようというホメオスタシスが働きます。
むしろ健康になるための作用ですので、喜ぶべきことです。また、好転反応は溜めこんでいた老廃物の量に比例して個人差があります。

【糖化を防ぐためには】
糖化を防ぐためには、
1.血糖値を極力上げない。(炭水化物、砂糖などの封印)
2.抗糖化物質を摂取する。(代わりに糖化してくれる物質)
3.血行を良くする。


などがあります。

1については結構誤解されることが多いですが、【肉、脂質】などは全く血糖値を上げないのでOKです。酒もワインは全く上げないのでOK。ビールは糖質0であればOK。

食事以外では、ストレスも血糖値を上げてしまいます。思考パターンを変えるなどして、太らないため、老化を防ぐためにプラス思考になりましょう。

2については、アルギニンが抗糖化物質とされています。
アルギニンが多く含まれる食品は、大豆や落花生、ごま、ひまわりの種、くるみなどの豆類を始め、きゅうり、マカ、鶏肉なども挙げられます。毎日の食生活に積極的に取り入れることで、効果が期待出来るでしょう。

3については柔軟体操や自分でやるマッサージで充分効果があります。ひたすら揉むというだけです。

また、顔の皮膚の糖化反応について個人的には歯肉マッサージがかなりおススメです。
口の中は6割方コラーゲンで出来ているため、糖化しやすい場所です。なにもしなければ血行もすぐに悪くなってしまう。顔がむくみやすい、顔に脂肪が付きやすいというのも口の中の血行の悪さ、糖化が原因だったりします。

歯肉マッサージをすれば顔の脂肪が急激に分解され、スッキリほっそりしてきます。
是非お試しください。

【過剰な糖質摂取をしないようコントロールしましょう。】

『ビビッときたら書くブログ』 by nippy