【仮説)抜け毛の原因は頭皮のコラーゲン糖化:アルギニン不足】

巷では色々な育毛剤やらそれに伴う脱毛の原因が囁かれている中、体重20キロを落とすまでの過程(期間約1年:うち15キロは1か月半)で残してきた様々な実験、検証の中での経験を元に、頭皮、抜け毛に関する事象を抽象度を上げてLUBを図った結果、すべてに共通する事項を割り出した。

【抜け毛、薄毛の原因】

頭皮中のコラーゲンの糖化が原因だ。ストレスや砂糖、炭水化物摂取による慢性的な高血糖状態により、頭皮中のコラーゲンが糖分と結びつき糖化してしまう。また頭部の血管についてもストレス、交感神経優位の状態が続くため、血管収縮が起こり続け酸素不足となることにより糖化もさらに促進される。血管収縮により抗糖化物質が物質が運ばれる道が絶たれるためだ。

糖化により酸素供給が絶たれた(著しく少なくなった)箇所においては、脂肪の燃焼もストップする。頭皮に限らず肉体でこれが起こった場合、通称セルライトと呼ばれる糖化細胞群が出来上がるのは言うまでもない。(ただしセルライトは医学的根拠がない。エステに行かなくても落ちる物質ではあるが、容易には落ちない:体験談)

単純に栄養素の供給が絶たれた髪は細くなっていくと共に、糖化された皮膚の方が固く固定されるため、双方のバランスが崩れ抜けやすくなる。毛根、穴が広がってしまうためと推測できる。

【抜け毛・薄毛対策】

上記の原因によって導き出される対策としては、糖化の解消ということとなる。
糖質を制限した食事摂取(炭水化物、砂糖の制限)や、ストレスによる血糖値上昇、すなわちカテコラミンの分泌を抑えるよう心掛けるということ。

しかしながら糖化を完全に防ぐのは無理なこと。ストレスがないということは逆に危険ということにもなる。敵に襲われたときアドレナリンが出なければ逃げることも出来ず、戦うことも出来ない。自らの危険を回避する能力として、生物が生きていく機能として絶対的に必要ではある。
老化=糖化 と言っても過言ではない。

だが糖化は防げなくとも遅らせることはできる。抗糖化物質の摂取だ。
物質としては『アルギニン』という物質がこれに当てはまる。

・大豆食品全般(豆腐、納豆等) ・きゅうり ・落花生などのナッツ類 ・鶏肉 ・豚肉

要は、多かれ少なかれ含有量はあるので、炭水化物以外の食事をバランスよく食べるというのがベスト。突出して頭皮に対して対策を早急にとりたい方だけは、アルギニンに拘って摂取するのも良いと思う。何よりも最優先することは、血糖値を下げるということだ。

また、禿げに眼鏡が多いのは、頭皮以外に眼球内の水晶体も同時に糖化しているということが原因となる。水晶体もまたコラーゲンで出来ているからだ。

デブ、禿げ、眼鏡。この三点セットの共通項は『血糖値が高い』ということなのは言うまでもない。

『ビビッときたら書くブログ』 by nippy


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※追記 今回の結論を出すまでも色々考えたりもしていました。

・合成界面活性剤による常在菌の死滅。肌・頭皮への影響。
・テストステロンからジヒドロテストステロンへ変わった後の活性酸素の攻撃対象に変わる問題


外的要因としては合成界面活性剤・常在菌という線も多少なりともあるとは思います。しかし自分自身ノーシャンプー派であり、合成界面活性剤の対策だけでは、抜け毛、乾燥などには思ったほどの効果が得られませんでした。

男性ホルモンについても、オナ禁などの際、個人的に検証しましたが、やはりさほどの効果は得られず。

最も髪に影響が表れ始めたのが、塩分摂取、酢飲料摂取等による血行促進(アルカリ性促進)であり、糖化、抗糖化、アルギニンという実験、検証結果を得てこの結論となりました。

個人差はあるやもしれませんが、外因的要因よりも、内因的要因の方が頭皮、抜け毛に与える影響は大きいと体感を持っての仮説です。

また、アルギニンについてグルタミン酸より体内生成可能ということらしいので、オリゴ糖の摂取により常在菌に作ってもらうも良し、その他器官で作るも良しだと思います。

色々試してきたけど駄目だったという、薄毛、抜け毛でお悩みの方のひとつの参考例となればと思います。