塩分とむくみは関係がない。※直接的因果関係がない

以前実験してみたことがある。

一日に塩以外何も食べないという実験。
水分は大目に摂取したうえで、口にするのは塩のみ。それを三日続けたことがるが、むくみは全くなかった。

その際はクレイジーソルトを食べていた。量にすると一日20gほどだったと思う。
一日の塩分摂取量は10gくらいがちょうど良いとされているが、その倍だ。
でもむしろむくみは減った。無くなったと言っても過言ではない。

ではむくみの原因とは何か?

それはやはり血糖値だ。

しょっぱいものをいっぱい食べたら塩分取りすぎでむくむ

ということをよく耳にするが、その際ほぼ間違いなく、炭水化物(米など)を一緒に食べているはず。

むくみの原因は血糖値だ。

塩だけでは血糖値は上がらない。


食事以外で血糖値を上げるのはストレス。

カテコールアミンの分泌により血糖値上がる。ストレスに(アドレナリン等)より腎臓(副腎)がダメージを受け、炎症が起きたり、弱ったりすると血糖値上昇が起こりむくみつながると考えたらつじつまは合う。

もう少し掘り下げるならば、血糖値上昇によりドロドロになった血液は毛細血管へ入っていけないため細胞が酸素不足となる。酸素がなければしびれが生じたり、細胞が死んでしまったりするため、酸素を取り入れようとする肉体的、細胞的な変化として、毛細血管を広げるという変化が起こる。

糖尿病患者の手の指がすごく太かったりするのはこのためだ。


塩分の過剰摂取とむくみは関係ない。

むくみを軽減、なくすには、血糖値を上げないよう食事を制限し、ストレスを軽減させる。

それが出来ない場合は水を摂取し、血糖値を(血液)薄めるというのも効果的。