ケースバイケースではあるが、歯並びの悪い原因のひとつに『咬筋』の発達しすぎがある。

『ビビッときたら書くブログ』 by nippy


咬筋とは、画像の a の筋肉のことで、噛みしめたときにムキっと大きく硬くなる筋肉のこと。

硬いものを食べたり、ストレスなどで噛み癖がある人や、就寝時の歯ぎしりの癖がある人などが発達しすぎる傾向にある。

また噛むことにより画像 c の側頭筋も同時に発達する。側頭筋の発達は、片頭痛の原因となったりもする。


さて、咬筋が発達しすぎることにより、内側への圧力、奥歯から前歯方向への締め付けが強くなる。
これにより歯が前へ押し出されたり、奥に引っ込んだりといった歯並びの悪さが生まれる。

さらには顔の輪郭部分である、エラも大きく発達することとなり、顔が大きく見えたりする。

エラ張りは、骨、と思われがちだが、実は咬筋であり、筋肉である。


筋肉であれば、入院している時の脚の太さ同様、小さくすることが可能だ。

ようは力を入れなければ良い。


美容整形などで小顔にするは、ボトックス注射というものを咬筋へ打ち、筋肉に力が入らないようにして小さくする。しかしボトックス注射は年に2回ほど打たなければいけなく、効果が切れれば当然また打たねばいけなくなるばかりか、根本的原因である 咬む という咬筋が発達してしまう原因の解決には至らないため、元に戻ってしまう可能性が高い。

根本的原因である 咬む癖を無くさなければ、無くしさえすれば小さくなります。



咬筋が小さくなることにより、歯への圧力が弱まり、あるべき形へ戻ろうとします。(ホメオスタシス機能)


実際やってみた感想

・『力を抜いて緩める』という意識を常にすること。
・時間の許す限りマッサージをし続けること(肉を柔らかくする)
※リンパの流れもよくする

という感じを感覚でつかんでください。


咬筋を緩めると、最初とても違和感を感じます。

口が空きっぱなしになりますし、場合によっては痛みが出る場合もあります。しかしそれは好転反応ですので、日に日に痛みは消え落ち着いてきます。

数日経過すると、歯茎全体がむずむずしてきます。咬筋を緩めることにより歯茎が緩んできます。

咬筋、歯茎が緩むと、内側へ押されていた圧力が弱まり、外側へ広がろうとします。

即日効果!とはなかなかいきませんが、一週間も経てば、歯並びの微妙な違いに気が付けるようになります。

また、顔の輪郭が小さく見えてきます(エラの分だけ)。

さらには側頭筋の縮小により、頭周りも小さくなります。


とはいえまだ実験して10日目の記事なので、新たな変化が現れたらまた書こうと思います。


とにかく 咬筋を緩める! に尽きます。

ついでに顎関節症も治ったりします
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※H25.4.17追記
骨盤の歪みを治すと歯並びが良くなる


骨盤が歪むと背骨が歪む。背骨が歪むと頭蓋骨が歪む。頭蓋骨が歪むと顎が歪む。顎が歪むと咬筋に力が入る。咬筋に力が入ると歯が歪む。

というロジックの可逆性。

骨盤の歪みが治ると背骨が治り~頭蓋骨が緩み、歯が緩み、歯並びが落ち着く。

ということは大いに起こりえます。

骨盤を緩めると骨や歯並びは正常化し、偏頭痛も治ったり、肩凝りもストレートネックも治ったり、視力回復も起こります。