食べても太らない、食べてないのに痩せない、小食なのに太る、運動しても落ちない・・・等。

すべての状況に通じる原因は血糖値。砂糖、米、小麦、ジャガイモ・・・をとりあえず封印せよ!
と今まで散々言ってきたし、それに間違いはないと言い切ることもできる。

しかし大きな見落としをしていた。

それは、

『性格がプラス思考である』(ストレスフリー)

ということを一定として計算してきたことだ。


血糖値が重要であるというのは、再度説明すると(仮説だけど)、

脂肪の燃焼とは、脂肪(パルチミン酸)と酸素の結合(分解)であり、燃焼した結果、水と二酸化炭素に分解される=燃焼、体重減 ということになる。

そこで重要なのは酸素の運搬であり、燃やしたい脂肪は身体表面にある。酸素を運搬するものは血液であり、それを通るのは血管である。

血糖値が上がり血液がドロドロになってしまうと、毛細血管への血流が止まり、酸素が運ばれなくなるために燃焼がストップする。

アイスを食べて身体が冷えるのは冷たいからではなく、アイスに含まれる砂糖が血糖値を瞬時に上昇させ、血液がドロドロになるために酸素供給がストップし燃焼が止まるために熱量が不足し冷えるということ。



ここまでは今まで通り。

しかしながら、血糖値を上昇させるのは食事の摂取だけではなく、ストレスで血糖値が上昇する。ということを未計算であった。

人はストレスを感じると、カテコールアミンというホルモンを分泌する。
ドーパミン、ノルアドレナリン、アドレナリン等だ。
それにより血糖値が上昇する。

食事で上昇した血糖値と、ストレスで上昇した血糖値になんの変わりもなく、
血糖値が上がればどちらも身体は冷え始める。

痩せずらいという現象は、一日と通じて、ストレスを感じている時間が長いというのが原因の可能性が高い。

生理中が痩せずらいというのも、このストレスが原因で血糖値が上がるせいかもしれない。(黄体ホルモンの分泌も原因の一つであるとは思うが。)


よって、食事制限(血糖値制限)だけでは効果は半減し、ストレスの原因をなくさない限り痩せやすい身体を手に入れることは難しい。


性格を前向きにし、ストレスを感じないような考え方をすることが出来るようになれば、必然的に血糖値は下がり痩せやすくなる。