良い記事だなーと思い紹介させていただきます!


婚活する女性が幸せになれない本当の理由を解明!

2011/07/02 20:00 by 中田綾美 | 結婚,アラサー, アンケート, 婚活, 結婚
http://www.men-joy.jp/archives/12483
『ビビッときたら書くブログ』 by nippy



オーネットが20~40代の未婚女性に対して行った結婚に関する意識調査によると、『結婚したい』という人は全体の67.5%。20代では8割超という結果となり、未婚女性の結婚願望の高さが明らかになりました。(※1)また、全体の54.1%と半数以上の人が『婚活が必要だと思う』と回答しており、婚活への意欲もうかがえます。

ところが、こうした女性の高い結婚願望に対して、警鐘を鳴らしている人物がいます。脳機能学者・苫米地英人氏は著書において、「婚活で幸せになれるはずがない」「『いいお嫁さん』は早死にする」などと指摘しています。(※2)

一体、結婚願望や婚活の何が問題点なのでしょうか。





■『結婚=幸せ』という洗脳

苫米地氏といえば、『洗脳』に関する造詣が深く、オウム真理教信者の脱洗脳を行ったことで有名です。(※3)苫米地氏は、多くの女性が『結婚=幸せ』という洗脳を受けているとして、昨今の婚活ブームを批判しています。

つまり、結婚は本来、愛し合う者同士が自然とするものであって(苫米地氏は、結婚そのものを否定しているわけではありません)、 『しなければならない』ものではない。それなのに、『結婚こそが女性の幸せ』という洗脳がなされているために、女性は『婚活』に駆り立てられているのです。

洗脳なんて大げさな…と思うかもしれませんが、たしかに女性は男性よりも『結婚』を強く意識させられやすい環境にあるといえます。たとえば、結婚情報誌は専ら女性向きに作られていますし、また『幸せな結婚生活』をイメージさせる記事は、男性誌よりも女性誌のほうが圧倒的に多いのではないでしょうか。苫米地氏の主張通り、女性は知らず知らずのうちに『結婚=幸せ』という洗脳にかかっているのかもしれません。



■婚活女性は自己評価が低い?

最近は結婚相手の条件として、経済状況よりも性格・人柄を重視する人が多いです。(※4)一方、女性に対して『自分より年収が低い男性と結婚できると思いますか?』という質問を行うと、なんと7割以上の人が『No』と回答しています。(※5)

「結婚するならお金よりハートよね!」と言いながら、やはり相手の懐具合が気になってしまう……というのが女性の偽らざる本音なのではないでしょうか。

このように、女性が結婚において経済力を重視するのは、女性のエフィカシー(自己評価)が低いせいであると苫米地氏は主張します。男女雇用機会均等法が施行され、女性の社会進出が叫ばれて久しいのに、いまだに親や社会によって、「女性は男性よりも収入が低い」という洗脳がなされているというのです。

「結婚相手の年収は1,000万円以上はなきゃ!」なんて主張する女性を見ると、いかにも自信たっぷりのように思えますが、自信がないからこそ、相手のスペックに依存しているのかもしれませんね。逆に、「相手の収入なんて気にしないよ」という女性こそ、「自分でいくらでも稼げる」という高い自己評価を有しているといえます。



■なぜ『いいお嫁さん』は早死にするのか?

前述のように、洗脳によって結婚式や結婚生活についてイメージだけが先行し、相手の見えない状態で婚活を行うのは主体性の欠けた『奴隷の人生』です。つまり、自分が心から「やりたい!」と思った通りに動いているのではなく、家庭や社会、メディアによっておしつけられた価値基準で動かされているのに過ぎないので、真の充実感・幸福感は得られません。

仮に婚活が実ってゴールイン出来たとしても、結婚という目的を果たしてしまった以上、あとの人生は抜け殻……。そのため、婚活に命を賭けていた人ほど、早死にするという悲惨な結果となります。



いかがでしたか? なんとなく結婚しなければと焦燥感を覚えている人や、婚活中の女性は、「なぜ結婚したいのか」について自分の胸に手を当てて考えてみましょう。本当に好きで結婚したい相手がいるのならともかく、もしそれ以外の理由で結婚を焦っているのなら、『結婚=幸せ』という洗脳にかかっているのかもしれません。

最近は、婚活疲れを感じているという人も少なくありません。もし、婚活に対して何らかの心理的負担を感じているのであれば、婚活は自分が本当に望んでいることではなく、『結婚=幸せ』という洗脳の結果であると認識して、一度婚活をお休みしてみてはいかがでしょうか。


『ビビッときたら書くブログ』 by nippy


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