1人の少女が旅に出ました
熱心に勉強する少女でした
1人の少女が旅に出ました
周りの面倒をよくみる
とても心の優しい少女でした
矢野顕子
「また会おね」
はじける光 わたしの指で
編んであげるわ
へたっぴいだけど
わたしがここに
いたことさえも
色褪せるでしょう
かなしいけれど
忘れない 忘れない
この家 この街
忘れない 忘れない
あの目をあの手をあの日を
あふれる想い あなたの前へ
置いてきたのよ
だれも見てない
鏡の前で ほほえんでみる
ほっぺたがちょっぴり
ひきつるけれど
さよならを言う
練習中に
もう涙がとまらない
やだわ
忘れない 忘れない
この家 この街
忘れない 忘れない
あの目を あの手を
忘れない 忘れない
この家 この街
忘れない 忘れない
あの目を あの手を
忘れない 忘れない
この家 この街
忘れない 忘れない
あの目をあの手をあの日を
あふれる想い
あなたの家(うち)の前へ
置いてきたのよ
だれも見てない
さよなら
さよなら
1人の少女が旅に出ました
いつも心の中で一緒だよと
とても心の優しい少女でした