日本一の大きさを誇る靖国神社 中通りの大燈籠が
3.11地震で屋根の根元に割れがでましたので
下ろして耐震修理中です。
地震後の消防団出動時には見た目の損害は
ありませんでしたが細かい石片が周囲に落ちていたので
補強することになりました。
このままですとみたま祭りの献灯設置に
干渉するので移動中
屋根だけで20トンほどあるとのこと。
大灯篭の歴史
昭和10年、富國徴兵保険(現在の富国生命)が奉納。
富国生命は昭和22年から旧遊就館を本社屋として借り上げ
神社の財政を支えていた。
現在足場で覆われて見えないが
九段下駅側から右の燈籠のリーフは、日清戦争から満州事変までの
大日本帝国海軍の戦闘場面、
左側の燈籠には大日本帝国陸軍の戦闘場面が描かれている。
終戦後、GHQによって撤去させられそうになったために
被占領時にはレリーフを見えないように封印して
守ったことはあまり知られていない