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世界はヒロシといえ ネットで見かけた 台湾人への中国の不遇を優遇とする 無知蒙昧の日本人の困った
日本人の中には台湾人に対し中国が優遇処置をしていると言う理由で所謂「独立」は経済的不利益になると 台湾人の置かれた境遇を全く知る努力もせずに 中華人民共和国からもしくは国民党から頼まれもしないのに間違った認識を宣伝する無知蒙昧の輩がよく見かける。ネット上での掃除の意味もあるのでこれをとりあげる
代表例
台湾人のパスポートはノービザで日本にも中国にも行ける。
ビザに関しては日本人及び大陸人よりも恵まれているの。
所謂「独立」すると中国にノービザで行けなくなる。
関税などでも不利になるから
「独立」にメリットはない。
ビザに関しては日本人及び大陸人よりも恵まれているの。
所謂「独立」すると中国にノービザで行けなくなる。
関税などでも不利になるから
「独立」にメリットはない。
最近日本への台湾人渡航は 中国などと比較しその犯罪率や不法滞在率が低いということで ビザなし観光が可能になりました。

これが台湾のパスポートですが しかし中国へ入国するにはこのパスポートは使えません。

では台湾人が中国に入国するにはどうしたらよいかと言えば 「台湾居民来往大陸通行証」という「特殊なパスポート」を取得する必要があります。
では これがあれば中国に自由に入国が出来るかといえばそうでなく 台湾人は「いわゆるビザ」を発行してもらわなければ中国に入国することすらできません。ビザの発行場所は台湾になく 以前日本人が短期の観光でビザが必要だった時と比較しても 台湾人のみ特殊な場所(台湾でなく国外)に出向き取得しなければならず。その価格と有効期限などの得点はかなり割高、台湾以外の世界の独立国の中でこれほど中国に行きにくい障壁はありません。馬でさえ「便利性」を公約にしたぐらいですから「所謂「独立」すると中国にノービザで行けなくなる」という無知な輩は 国民党支持者の日本人でもそういませんがw
ちなみに台湾人が香港に居留する場合も 他の外国人より手続きが煩雑です。
ついでに台湾企業の中国での税金、関税の優遇処置は 台湾企業だからという理由では存在しません。どちらかと言うと税金面で言いがかりを付け乗っ取られるケースは非常に多く聞きます。台湾を含めた外資系企業の場合 個々に地方政府と制度上の優遇を申請するということでは変わりはありません。
取引上の訴訟も台湾以外の外資は裁判所を利用できますが 台湾企業の場合は 特殊な調停機関というのもありますが 泣き寝入りというのがほとんど 「独立」するデメリットを無知という嘘で語りながら 現状の不平等に安住を訴える中華人民共和国の片棒を担ぐ 愚かな日本人にみなさまお気を付けくださいw

以上
2008/3/29(土) 投稿

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