台湾民主自治同盟 | ひょっこりひょう「たいわん」島/(台湾ブログ)

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台湾民主自治同盟


胡錦涛主席、「台湾独立勢力の分裂活動に断固反対」
北京週報記事リンク
中国の胡錦涛国家主席は4日北京で、「両岸関係の平和と発展というテーマをしっかりとつかんで、真摯に両岸同胞に福祉をもたらし、両岸の平和を守らなければならない。それが国家主権と領土の維持、中華民族の根本的利益の維持につながる」と述べた。

これは、胡錦涛国家主席が第11期全国政治協商会議の年度会議に参加した中国国民党革命委員会、台湾民主自治同盟などの委員たちと会談した際、明らかにしたものである。

その中で、胡錦涛国家主席は「台湾のいかなる政党でも、海峡両岸が一つの中国に属するということを認めれば、我々は彼らと対話し、交渉を行う。また、交渉の地位は平等で、すべての内容を協議できる。台湾独立勢力の分裂活動は中華民族の国家統一を維持する意志に背き、必ず失敗に終わるに違いない。我々は台湾独立勢力の分裂活動に反対し、絶対に妥協しない」と指摘した。


いつもの中国から発せられる台湾への恫喝ニュースで飽き飽きするが この中に登場する「用語」解説でこの記事を採用 書庫も「台湾基礎知識 用語」となる。

「台湾民主自治同盟」と登場するが 何気なく記事を読むと 胡錦涛国家主席が大陸で台湾人団体と接触して 御説を述べたと思われるかもしれないが 「台湾民主自治同盟」とは 中国の「政治的政党の性格を有した団体」なのである。ウィキペディアの力をかりると
台湾民主自治同盟
台湾民主自治同盟(たいわんみんしゅじちどうめい)は中国の民主党派の一つ。

台湾共産党の設立者、謝雪紅が二・二八事件後、台湾から香港経由中国に渡り、他の元台湾共産党員、中国共産党員と共に設立(1947年11月)。名前の通り、中国大陸に暮らす台湾籍人士の政党。

設立当初は台湾の高度自治を求め、中国の連合政府論を支持していた(また当初は、中国共産党は各省の大幅な自治権を認める立場を採っていた)。

しかし中華人民共和国成立後共産党が主張を転換、中央集権的体制を採るに従い、台湾民主自治同盟、謝雪紅とも弾圧を受ける。

謝雪紅は1957年の反右派闘争で「地方民族主義者」として失脚、その後文革時にも再度批判を受ける。

現在も民主党派の一つとして存在するが、中国共産党の指導下、台湾の「民主」「自治」を唱える立場には無い。 現在の主席は張克輝。党員数は約1万8千人と、民主党派の中でも一番規模が小さい

この党を設立した謝雪紅は 台湾史に登場するので覚えておかれた方がよいだろう。しかし中国に住む台湾席の台湾人で「党員数は約1万8千人」というのはどのような数値なのだろうか?日本が台湾を領有したとき 日本か清か国籍の選択をしたが その時清国籍を選択した人の子孫や 戦前日本籍として大陸に渡って活動していた台湾人が戦後そのまま大陸に留まったのか いわゆる大陸にuターンした「台商」の外省人が加盟しているのか良く分からないが

所謂台湾の台湾人とは無縁だろう
謝雪紅

謝雪紅は日本統治時代の台湾で台湾共産党(日本共産党台湾民族本部)を設立した活動初期には台湾独立運動を支持していたが、コミンテルンの解散、日本の敗戦などを経て中国共産党の指導を受けるようになり、二二八事件では謝雪紅は二七部隊を率いて中国国民党に対抗するが失敗、廈門を経由して香港に逃れ台湾民主自治同盟を結成し、自ら初代主席に就任した。・・・・・・・・
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以上
2008/3/8(土)投稿
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