
にほんブログ村
温泉地北投に住むという悲劇
台湾駐在時代 老後は台湾で住むことを決めマンションを購入した。
日本人好みの天母は高級住宅街でとても中古マンションといっても手が出ないので
少し市街地から外れてはいるが 周囲三方を山に囲まれた北投にしたのだった。
購入時の事情などはいずれ書くこともあるだろうから今回はやめておくことにする。

北投といえば北投温泉 湯量も多く台湾では最大の温泉地 源泉は奥北投の谷を登れば硫黄谷と龍鳳谷で湯気を噴き出している光景を見ることが出来るのだ。だがこれが悲劇の始まり
風向きによっては谷をイオウの匂いが下り まさに温泉地であり それほどこの匂いは苦にはならない。しかし実害として 写真のように これは香港の1セントだけれど 銅は3ヶ月もあれば真っ黒になる、銀製品も黒ずみ 金も純度が低くければ輝きを失う。


据えつけたクーラーは2年間で3台全て破壊 修理が出来たのもその後2年だった。
ドライヤーは 半年で3台、テレビは 7年間で3台、冷蔵庫も洗濯乾燥機も使用不可になった。
南国台湾でクーラーなしの生活になれ 更に南の香港ではクーラーをつけずに生活できるようになったおかげで 皆さんが日本の夏の暑さに苦しんでいる中 寝室にはクーラーなしでも
平気で安眠できるようになったことが 温泉地北投に住むという悲劇から唯一得たこと。
以上
2012/3/5(月) 投稿

にほんブログ村