JAPANプロジェクト NHK回答文への突っ込み ③「中国語」について | ひょっこりひょう「たいわん」島/(台湾ブログ)

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JAPANプロジェクト NHK回答文への突っ込み ③「中国語」について


④「中国語」について
 番組では、1930年代から日本が台湾で行った皇民化政策を伝える部分で、以下のようにコメントしています。

 「皇民化とは天皇中心の国家主義の下、台湾人を強制的に日本人へと変える政策でした。学校や
新聞などで中国語を禁止し、日本語の使用を強要します。」

 日本台湾学理事である東京大学の若林正丈教授「もっと知りたい台湾」の「民族と言語」によれば、
?罨南語(台湾語)も客家語も言語学上は中国語の「一方言」として位置づけられており、番組でもそのような
意味で使用しています。
 台湾総督府の調査によれば、1930年代に自らを福建系(?罨南語)と認識しているひとは70パーセント、
広東系(客家語)と認識している人は十数パーセントいます。

客家の人びとは、自らの客家語という言葉を、台湾語と区別して使用しています。ですから、当時の
住民が「台湾語を話す」と表現すると、そこには客家語を話す人びとがふくまれないことになります。
こうしたことから番組では「中国語」という用語を使用しています。


台湾語が福建系(ビンナン語)の方言であるということは 単純には申し上げられないが 言語学的にはOKでしょうが そもそも?罨南語とか広東語が中国語(北京語)の方言というのは 政治的に現在認定されているだけで 言語学的には近年 否定的な学説の方が主流になってきているが そこは横に置いて

ここでは故意にスルーしているが 日本統治時代 台湾の言語は原住民を除き 台湾語と客家語の二つで大多数だが 中国語も極少数存在している。したがって

『客家の人びとは、自らの客家語という言葉を、台湾語と区別して使用しています。ですから、当時の住民が「台湾語を話す」と表現すると、そこには客家語を話す人びとがふくまれないことになります。』ってことは


『台湾人の人々は、自らの台湾語とい言葉を、また客家の人びとは、自らの客家語という言葉を 中国語(北京語)と区別して使用しています。ですから、当時の住民が「中国語を話す」と表現すると、そこには台湾語と客家語を話す人びとがふくまれないことになります。』ってことですよね?


NHKの都合の良いような思考方法をそのまま当てはめれば 99%以上の台湾にすんでいた住民が含まれない!ってことになりますよね



以上
2009/6/19(金) 投稿

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