29 最高神と唯一神とマルクス史観 2004/10/29 投稿1938
一神教は宗教的哲学の進化の年譜があるとすればその最後尾にあり この異型であるマルクス主義をこれに書き込むとすれば更にその後に書き加えられる。 しかしこれは単純にそれが 神道的アニミズムより優れているというものをあらわしているものではない 唯物史観的歴史の後付理論の脚色として 新しいものは優れているという都合のよい尺度は 西洋における歴史分析の履歴が 即 全ての世界に通用し 同じ進化を人類はするという幻想がここにある。
島国であった幸運というか 異民族の支配の後付論理といえる先進性への従属を強いられることのなかった日本と言う国は 後進性を理由に支配されることがなく このお国柄を 風土の事象にたとえられる幸運をわれわれは考えなければならない 「さくら」を生死観にたとえられる範囲と言うものが歴然と後進性先進性とは別にあり 自称先進的地球市民を 漢意に犯された人ととらえられる能力を持つ
風土で洗われたものに勝るものはなく もののみかたとして それぞれの地方で発生する道理は 他の地方に伝播し根づくことに何の道理があったかと言うことと同義に 何故その場所で発生したかと言うことを考えなければならない。
以上
2006/7/8(土) 投稿