「<死刑執行>「国民の大半が支持」小川法相」毎日
1年8カ月ぶりの死刑執行に関し、小川敏夫法相は29日午前11時から法務省内で記者会見し、やや緊張した表情で「国民の大半が死刑を支持し、とりわけ国民の声を反映させる裁判員裁判でも死刑が選択されている。こういったことを重要な要素と考え、法律の規定通り法相の職責を果たすべきだと判断した」と述べた。
小川法相は弁護士出身で、裁判官、検察官の経験も持つ。会見の冒頭、「法相として、職責を果たすことについての気持ちを述べたい」と前置きし、「犯罪に対してどのような刑罰で臨むかは国民が決めること。刑罰権は国民にあると思っている」と説明。死刑執行命令書にサインした時の気持ちを聞かれると、「つらい気持ちはあったけれど、法相の職責だ」と、「職責」を強調した。
一方、なぜこの3人が選ばれたのかについては「説明は控える」とし、この時期になった理由については「検討した結果で、特別な理由はない」と述べた。過去4代の法相下で執行がなかった点も「私が論評する立場ではない」とした。【石川淳一】

法相がサインをして1年8カ月ぶり死刑執行が行なわれた。
法相が仕事をしただけのこと しかし犬が人間に噛み付いてもニュースにならないが 人間が犬に噛み付けばニュースになるというように その次元で報道されている。
浮世とはかけ離れた異常な行動様式が当たり前の民主党にあって 常識を持ち仕事をする難しさがあるので一応の評価をしている。
この小川法相は弁護士、裁判官、検察官の法に関わる職歴での経験が 当たり前の職責を行なわせたのだう。民主党の議員に限らないが 政治家の一般常識を外れた行動は未熟さの現われで 市民活動かなどという自称の域を出ない経験しか持たないものが議員になり「先生」などと呼ばれて過ごせば 職責なんてことがわかろうはずがない 議員には社会人としての最低の常識ぐらいは持って欲しいものだ。
千葉前法相のように死刑廃止の持論を自分の中で確認する為に論証のための見学という為に「殺してみました」という鬼畜にも劣る死刑執行の理由などは論外として。小川法相の「国民の大半が死刑を支持」しているという理由の一つもどうだろう 民主党支持者の死刑廃止という意見ではなく それよりも多い「死刑存続」という世論に媚びたポピュリズムの形態にほかならない。国会議員なら自分の信条に従い法を改正する運動は自由であるが 法相の職責を果たす動機に 法によらない世論をあげる法相には呆れる。
以上
2012/3/30(金) 投稿