光市母子殺害、元少年の死刑確定へ 最高裁が上告棄却 | ひょっこりひょう「たいわん」島/(台湾ブログ)

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光市母子殺害、元少年の死刑確定へ 最高裁が上告棄却

日本の裁判は時間が掛かるものだ 元少年も30歳を越えているという 被害者の母子の時間は止まり 事件前の幸せな写真はあるが もしこの事件がなければ殺された女の子はいまはお年頃 どのように成長していたのか考えるだけはかない そして裁判を傍聴しない限り この元少年大月(旧姓福田)孝行鬼畜の顔を我々は見ることも出来ない。作家になった関係もあるのか 永山の場合は獄中の写真が公開されていた。是非この鬼畜の顔も見て見たい。
私は死刑という刑を積極的に存続させ廃止など絶対認めない主張をしている。永山に関しては法的に死刑は相当の量刑と異議はとなえないが 彼の場合死刑判決から死刑執行まで時間が長かったこともあり 彼の著書と公開された写真からその間確実に人格の変化があったと自分の主観で判断している。
永山の場合一審で死刑判決 二審で無期 差し戻しから死刑確定と 大月(旧姓福田)の場合の 無期、無期 差し戻しから死刑確定と裁判過程も違い また大月の場合 被害者家族の本村洋さんという人の人格が世論を動かしたという大月、弁護側からしたら想定外のことが起きなければ 死刑は避けられる算段だったのだろう 無期懲役後の大月の友人に宛てた手紙『 終始笑うは悪なのが今の世だ。ヤクザはツラで逃げ、馬鹿(ジャンキー)は精神病で逃げ、私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君 無期はほぼキマリ、7年そこそこに地上に芽を出す 犬がある日かわいい犬と出会った。・・・そのまま「やっちゃった」・・・これは罪でしょうか』からも 有期刑の無期判決程度では 反省や更生などさらさらしないのが この手の殺人者の心なのだ。

差し戻しでの『「ドラえもんが何とかしてくれると思っていたから」、「傷害致死にすぎない」と、新たな主張』も死刑判決を避ける弁護側の作戦 結果これは奇策で失敗 そして罪と責任能力を認めることになる反省や更生の態度は示さなかった。
差し戻しの判断が出る前日 弁護側は上告棄却死刑確定を見込んで大月を今後も 死刑廃止運動に利用する目的で 弁護士立会いのジャーナリストとの接見での 『「胸のつかえが下りました」。差し戻し控訴審判決直後に初めて面会した際、大月被告はこう語り、穏やかな表情を見せたという。』みえみえの脚本ありの三文芝居。荒唐無稽のドラえもんの主張から 一転 反省し遺族を気遣い事件と向き合い大人に成長した姿を演出することで 更生可能なものを死刑にしてしまうのだと司法判断の誤りを 今後の運動にする腹積もりなのだろう。

弁護団の今後の計画は別にして 死刑確定確実な状況で多少の反省の情は出てきたのであろうが 経過をみると無期程度では 多少も出てこないということ。人として扱われる死刑は大月よこれを最後のプレゼントだと思って死ね。

以上
2012/2/21(火) 投稿