民主党政権日本破壊計画最終章『皇室典範 改正時期慎重に対応方針』 | ひょっこりひょう「たいわん」島/(台湾ブログ)

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民主党政権日本破壊計画最終章『皇室典範 改正時期慎重に対応方針』

NHK
政府は、いまの皇室典範では、女性皇族が結婚によって皇室を離れることから、結婚後も皇族にとどまることができる「女性宮家」の創設も視野に入れているものの、「今後の世論の動向を十分見極める必要がある」として、皇室典範の改正の時期を巡っては慎重に対応する方針です。・・・・・・・
。このため政府は「安定的な皇位継承の維持は、国家の基本にかかわる事項だ」として、皇族の数を確保するために、結婚したあとも皇室にとどまることができる「女性宮家」の創設も視野に入れています。・・・・・


民主党政権がまたとんでもない破壊活動を提案した。
「安定的な皇位継承」といいながら  皇統を絶つことを提案するとは許しがたいことである。
そもそも皇位とは皇統を保ったものでなければ全く意味がない。
日本国憲法「第2条 皇位は、世襲のものであつて、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。」とあるように「世襲のもの」であることに議論はないのである。
しかし皇位継承を世襲にて確保するための議論の中で 当然皇位の継承方法も歴史の中にある。
それは優先順位の高いものから如何に世襲対象者を広げていくことを検討するとでなければならない。
ここで間違ってはならないことは 皇位というものは先帝との遺伝子的繋がりの濃さを優先的にその継承順位にしているのは あくまでも「男系の皇統」に属している中での話しであるのだ。
天皇の女系の子孫は男系の皇統に属するものより天皇とDNA的には近くとも その対象に全くしていないというのが歴史であり 民主党政権提案の「安定的な皇位継承」とは 「ただの法律で新設した皇位」である。
全国民に皇位の資格を与えれば「最も安定」した形であるように 安定に比例し天皇と国民との紐帯は細くなり 相互の信頼と敬愛を失わせ 最終的には天皇の廃位、廃帝を目指す提案である。
まずは皇室典範にあるように 「第1条 皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。」とあり「第5条 皇后、太皇太后、皇太后、親王、親王妃、内親王、王、王妃及び女王を皇族とする。」とあるこの皇室典範を改正せず 皇統が維持されることが可能ならそれを最も優先し議論されるべきものだ。
大日本帝国憲法下では 今とは逆に「皇族の増加による皇室財政の負担増」などから臣籍降下により皇族を減らす皇室典範を立法した歴史がある。それならば「皇族の減少による皇位継承者の減少」なら 一番近いところの昭和22年の皇籍離脱の宮家の皇籍復帰を検討するのが第一である。
終戦後占領政策の中 皇統がいずれ途絶えることを期待したGHQの処置に対抗し 大日本国憲法下の皇室典範にある「皇族ノ臣籍ニ入リタル者ハ皇族ニ復スルコトヲ得ス」という「臣籍降下者の復帰禁止」の文言を 日本国憲法下の皇室典範では「皇籍離脱の皇籍復帰禁止」をあえて外した先人の知恵を無駄にしてはならない。
よく継体帝の時よりも離れた宮家出身者が皇位継承者となった場合、国民が真に親しみを持てないと ネガティブキャンペーン的に旧宮家の皇籍復帰を妨害する世論への呼びかけがある。しかし旧宮家と今上帝とのDNAの近さよりも 天皇が天皇であるが由縁、すなわち皇祖との距離は全く等しくあり その資格に何の問題があるだろうか。
また過去の歴史には二歳未満で天皇に即位した例が3例もあり幼くして即位した天皇は多い 誕生して即位までわずかな期間だから親しみが持てないということは詭弁である。
仮に旧宮家が皇籍復帰されその中から天皇に即位されるとしても 宮家としてそして、皇太子としての国民に接する準備期間があれば充分 国民との紐帯は深く結ばれることは容易に考えられることなのである。

旧宮家でYAHOOブログのブロガーでもある竹田恒泰様は 「男系 でない天皇の誕生は『万世一系の天皇家』の断絶」と指摘、旧皇族の男子 は皇籍復帰の覚悟をもつべきだ」と著書に書かれインタビューで「その〔皇統断絶の危機に皇位を継承するという〕お役目の歴史的な重さに比べたら、個人的な欲望や野望など、取るに足らないちっぽけなものにすぎないと思っています」と覚悟を持たれており 皇統男系の血を引くかたには 私心なき属性が備わっているものと私は信じている。

以上
2011/11/27(日) 投稿