たまにブログで取り上げる死刑問題 千葉法相の見物の為の死刑執行が行われて一年が経ち ニュース記事があった
時事通信
死刑、当面執行せず=制度論議を優先-江田法相
江田五月法相は29日午前の記者会見で、昨年7月に当時の千葉景子法相が死刑を執行してから丸1年が経過したことに関し、「死刑は悩ましい性格を持つ刑罰だ。(制度の在り方を)勉強している最中に『はい、執行』ということには、私の気持ちとしてはならない」と述べ、制度論議を優先し、当面執行しない意向を示した。
江田氏は1月の就任時、死刑制度の存廃を含めて検討する意向を表明。千葉氏が執行後に設置した省内勉強会を4月に再開した。会見で江田氏は「識者の皆さんの考えを聞いたが、まだ私の心に強く響くところまで勉強できたとは思っていない」と述べ、さらに検討を続ける必要があるとの認識を示した。
既に刑法化されて100年以上の法律に定められた刑を 個人的趣味の範囲でお勉強中だから 制度自体を勝手に停止してしまうことが許されるはずが無い。
時事通信
禁錮21年の「最高刑」に不満=テロ容疑者に死刑求める声も―ノルウェー連続テロ
【オスロAFP=時事】93人が連続テロの犠牲となったノルウェーで、最高刑である禁錮21年は軽過ぎるとして、アンネシュ・ブレイビク容疑者(32)に死刑や終身刑の適用を求める声が広がり始めている。
同国では1979年に死刑が全廃されており、どんな重罪でも収監は原則21年まで。今回のテロ事件に当てはめると、最高刑が適用されたとしても1人の殺害につき刑期は82日ということになる。
これについて、インターネット上の交流サイト「フェイスブック」では「多くの罪なき人を殺したブレイビクに生きる資格はない。死刑を」との意見が書き込まれ、24日までに1783人もの賛同者を集めた。
ただ、多くの人は死刑復活に慎重な立場で、「ブレイビク容疑者のような人は普通の人々の中に戻すべきではない」(イラン出身の店員)として、終身刑導入など刑罰厳格化を求める意見が大勢を占めている。

「一人当たり82日の禁固刑」で済むのが死刑制度廃止をした国の姿、死刑制度廃止によって助かる命は死刑囚の命だけでしかない 「一人当たり80日そこそこは この犯人は殺した人の名前も覚えることも無く 殺した人の人生を思い浮かべることも無く刑を終える」ということを想像できない心の貧しさを持っている人間しか「死刑廃止」を主張できないってことだ。
以上
投稿2011/7/29(金)