凋落し続ける日本においての友愛社会の実現 | ひょっこりひょう「たいわん」島/(台湾ブログ)

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凋落し続ける日本においての友愛社会の実現

勝ち組、、負け組みなどと下らぬ単語が流行ったかと思えば 格差社会の拡大云々と実にくだらない
生活の基盤たる日本の産業競争力を如何に高めるかなどという議論を民主党の口から聞いたことがない といって自民は邪魔をしない程度の政策ではあるが
いまや遠い過去の話となった日本の高度成長時代 所得が拡大する中 社会党や民社、共産党が福祉、公害、環境アセスメントという角度から 日本社会を成長一辺倒からくる弊害を訴えていた状況とはわけが違う
パソコンのハードの製造が日本列島から消えてなくなっても 半導体ディバイスの日本企業のシェアは50%と高かった。しかしこの半導体ディバイスのシェアは低下の坂を転がり落ちる、今では20%を切ったが 平行して類似した製造プロセスを持つ液晶などパネル産業は成長した。 そしてこれもいつの間にか坂を転げ落ちて同様の道のりを歩んでいる。
しかしそれでもまだまだ日本には 半導体・液晶装置産業が残り 「高付加価値と 核心的製造技術」があると言って安心していた時期はほんの数年、「既にもう終わっている」と口に出している人がいるだろうか??
数値はほんの数年の違いで 半導体ディバイスと同じシェア低下の曲線をたどっていることを示している。
その中でも半導体装置のコア的技術のステッパー(露光機)での ニコンとキャノンが8割を占めていたのは2000年の00年代前半までで 今現在オランダのASMLにあっという間に抜き去られ あわせて3割にまで落ち込んでいる。
競合相手が拡大しつける中 ニコン、キャノンのステッパー関連のニュースはリストラ。米国や欧州も 国ベースで産業の空洞化しても 多国籍企業という見方をすれば生き残っているが日本の場合 空洞化しつつ 企業の多国籍企業化は 自動車産業関連以外上手くいっていないのが実情ではないだろうか。
まだまだそれでも個別の分野で製造業での競争力の強さを日本企業は持ってはいるが 

友愛社会という脳内麻薬の分泌を満たすほどの所得の再分配に耐えるだけの力などあろうはずがないのは明らか。

タコが自分の足を食べて腹を満たすべきかなどという 断末魔の投票において日本国民は この足を「から揚げ」にするか ゆでて「酢の物」にするか 今回の選挙で真剣に投票するそうだ

馬鹿じゃないの?

以上
2009/7/22(水) 投稿