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【福岡 櫛田神社大銀杏】
「風土」が言葉になり 言葉の成り立ちに哲学が入る。
凝る(こごる)ことは凝固することであり 自然現象としての氷点下の氷結を氷るとして 寒さに「凍える」となる。衣食住が道具を生み ものに名前がつき 言葉に風土がどんどん入る。
季節感ある言葉が生まれ 自然を詠み 神へ詠う そして言葉が積み重ねられ哲学となる。
その昔 この日本列島が大陸から切り離された瞬間 暖流の流れ込む日本海が生まれ 気温があがりながら雪を降らせ大きく風土の激変を生み言葉を大きく変えたのであろう。
大陸から切り離された瞬間に言葉は動き出し 今もその流れの上に日本語がある。日本語はこの「島」で動き出した言葉である。そして風土が安定し言葉もかたまりお国柄が形となってあらわれる。
以上
2006/3/20(月) 投稿