
監察院
監察院(かんさついん、ピンイン:Jiānchá Yùan)は、中華民国最高の監察機関。公務員に対する弾劾権・糾明権、及び国家機関に対する会計監査権を持つ。担当する職務は、公務員による不正の調査・弾劾、各種国家機関の財政状況および決算の監査、国政調査などである。
監察院は二十九名の監察委員で組織される。監察委員のうち一人は院長、一人は副院長に任ぜられる。任期は六年で、立法院の同意を経て中華民国総統が任命する。
監察院の下級機関として審計部が存在する。審計部は各国家機関に対する会計監査業務を実際に行い、それらの責を負う部署である。審計部の長は審計長と呼び、こちらも任期は六年で、立法院の同意を経て総統に任命される。
監察院は台北市中正区忠孝東路一段2号にあり、中山南路に面している。付近には行政院や立法院などが立ち並んでいる。
監察院の建物は日本統治時代に台湾総督府が台北庁(※1)の庁舎として建てた物である。森山松之助設計による三階建ての建物で、当時流行した歴史主義建築が採用された。
1945年に中華民国政府が接収し、台湾省政府第二庁舎として利用していたが、1958年より監察院として使われ、現在に至っている。
※1 現在の台北市及び台北県にあたる地域の行政を担った。後年、台北州に改名。



なんとも権威のある建物
同じ州庁舎である台南州庁舎と雰囲気が似ていると思ったら 設計者が森山松之助で同じであった。
1913年(大正2年)起工1915年(大正4年)竣工,

交差点の陸橋から写す。
以上
2006/7/14(金) 投稿

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