香港のお年玉 | ひょっこりひょう「たいわん」島/(台湾ブログ)

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香港のお年玉

昨日に日付はなってしまいましたが2月2日が仕事始めとなりました。

台湾時代の仕事始めは 会社の性格が製造部門あったため その日を開工(カイコン)といって 日取りのよい日を占い本で決めておりました。その日は豚の頭こそ出しませんが 祭壇作ってお供え物 線香でパイパイして 爆竹、偽札を焼いて神様を喜ばせる儀式をやっておりました。

旧正月の休みがカレンダー通りだと当然 月曜からがキリがよいのですが 月・火曜日が運悪く 開工の日に適さないと さかのぼって金曜日を開工にせざるを得ないと 9日連休が6日連休となり悲惨 連休の始まりは 尾牙という公式行事の忘年会にしばれれていますから有給を前後取れないので 台湾の場合大型連休は 旧正月の時ぐらいで年に一度 駐在員は悲惨です。「日にち何とかならないの?開工の日なんてどうでもいいじゃん?」といっても「神様の問題ですから変更はききません。」と従業員に却下されておりました。ちなみにこの行事の時に会社から「紅包(ホンパオ)」ということでお年玉を500NT$ほど出しておりました。

その点香港のわが社は 基本的に中途半端にキリスト的香港チックであり 春節の前後の「儀式」の縛りはなく 台湾の癖で有給を取らなかったのは愚かだな~って自覚。2度目の正月でやっと気がつきました。来年は12日ぐらい休み取るぞー


さて 香港の仕事始めここは従業員が少ないので 社長からポケットマネーで100HK$社員全員に配っているのをいただき 仕入れ先からもお年玉、会社からもお年玉を頂きますが 結局 社長以外には私の場合お年玉を配ることになるので 基本的に大赤字、冠婚葬祭の出費で駐在員は苦しみます。台湾時代はお年玉は経費だったが 従業員の親族冠婚葬祭はポケットマネー まあ従業員が少ない分まあ容認するしかねーかって感じです。


ということで 新年の挨拶まわりで行くのは 中国大陸の取引先 この時日本人には渡しませんが 中国人のローカルスタッフにお年玉を配ります。一袋20元 50枚ほどです。営業部門の渡すところは 売り先の購買担当や生産管理、品質・技術部門となります。

日本では取引先の会社にお年玉といっても現金ですからそんなことはできませんが 中国・香港では慣習として咎められる事はないのです。

「ハイお年玉」「謝謝」とごく普通ですかね。裏を返せば 外資系企業において中国人スタッフはまだまだ「権限」を使えるほどの社会にまだなっていないということでしょうけどね。

以上
2009/2/3(火)投稿


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