先日、1日だけ参加した縄文トイレづくり。
小屋を木組みにした事で少し時間がかかり、平日も早朝と夕方に集まれる人達で作業し、蓮田でのイベントに間に合わせて完成させたそうだ。
完成して数日後、打ち上げの案内をもらったので、どんなトイレになったか見たい気持ちもあり参加してきた。
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完成した縄文トイレ
蓮田に到着すると、小屋つきのにトイレが建っていた。
屋根と窓もつき、木組みでの小屋づくり講座を学んだ人たちがメンバーにいたとはいえ、業者でない人達の力で、こんなに素敵なトイレができあがるなんて、マンパワーのすごさを実感。
トイレのすぐ横には、穴を掘った土と落ち葉を重ねた層を枝葉で囲んだ、花壇も作られていた。
トイレの取っ手は、木の根っこを使ったそうだが、味があって素敵!
中を覗くと和式っぽい雰囲気だが、上部にフックもついていて使いやすい仕様になっていた。
打ち上げ
打ち上げは、夜6時過ぎからスタート。
一品持ち寄りで18名ほどが参加した。
手作りや買ったものやフルーツ等、料理の品数も色々あってブッフェのよう。
私はオクラのお惣菜ときゅうりの漬物を持っていった。
捕獲した鹿で作ったスープもあり、スパイシーに味付けされ、鹿が新鮮なので臭みも感じられずに食べられた。
命を無駄なく頂く精神を持った、ここに集まるメンバーの在り方がいいなと思う。
どのくらい作業に関わったかにも限らず、トイレづくりを一緒にやった仲間として、作業の話や関係ない事を和気あいあいと皆で会話し、一緒に食事をする時間がとても心地よく楽しかった。
ライトと蚊取り線香もつけ、蚊に刺されつつであったが(笑)
最後に、一人ひとり縄文トイレづくりの感想を共有しお開きとなった。
トイレを作りたいとの思いから始まり、それを実現しようと別の人が声がけをし、自発的に集まった人達で作業し、2日間で終わらず、早朝と夕方の時間を使って来れる人達で進め、完成に至った結集力がすごい。
木組みの小屋づくりを学んだ方々は、トイレづくりが実践の機会となり、ここで自信をもったようだった。
私は、小屋木組み作業の一部と微生物による自然の循環を活かしたトイレの穴掘りの工程を見ることができ、一緒にその喜びを分かち合う場に参加し、とても良い経験だった。
行きたいと思ったら行く!
心に従って行動していくと、色んな人とつながり、知らないことを知ることができ、今回も楽しかった
蓮田の様子
打ち上げ前に、育てている蓮田を見に行くと、また少し葉が成長し、1つだけ蕾があった。
蓮は朝しか咲かないので、咲いた様子は見られなかったが成長を感じ嬉しい。