大阪医科薬科大学のアレルギーセンターから、プライマリ・ケア医が日常診療で遭遇する様々なアレルギー疾患について、ひとりで診療できるようになることを目的とした本が上司されました。皮膚科にせよ、小児科にせよ、アレルギー科を標榜しているクリニックや病院はたくさんあります。アレルギー疾患は1つの臓器に留まらないことが多いです。日常診療で複数の臓器にまたがった患者さんを見る場合、1人医長、1人院長ですと診断や治療に困難を覚えたり、どうしたらいいのか不安になったりすることがたくさんあります。この本はそのような場合どうしたらいいかについて1つの答えを示したものです。
私も小児科の先生と共著でアトピー性皮膚炎の項目を監修せていただきました。執筆陣には、第一線でアレルギー疾患を診療している全国の先生が加わっています。書店や学会などで手に取ってご覧ください。
