医化学教室 | FF残日録のブログ

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広島県出身。各地で皮膚科の医療に関係してきました。2017年から,高槻の病院に勤めてます。過去の文書や今の心のうちを,終活兼ねて記して行こうと思ってます。2023/1/8に、dermadreamからFF残日録のブログに名称変更。

 

京都大学の生化学教室は、医化学教室と呼ばれてました。昔、なんでかな??と思ってました。最近読んだ「世界史は化学でできている」によると、歴史がある言葉と理解しました。京大の場合に当てはまるかどうかは、わかりません。本庶佑先生は、医化学教室第一講座の教授でした。

 

 

出典は下記です。辞書的に読めるので、科学が苦手な人にも良書と思います。

「パラケルススは敵対者が多かったために、死後しばらくは評価されることはなかったが、十六世紀末になる頃には彼の著作の信奉者が各地に現れ、文献よりも実験・実証を重んじる、いわゆる「医化学(医療化学)派」が形成された。十八世紀末頃のヨーロッパで、アヘンは大人気だった。十九世紀半ばには、アヘンは広く普及していた。そのアヘンが世界史の大きな舞台に登場しようとしていた。」

 

—『絶対に面白い化学入門 世界史は化学でできている』左巻 健男著