左右(とにかく)なんとか過ごしてはきた エピローグ編 | FF残日録のブログ

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広島県出身。各地で皮膚科の医療に関係してきました。2017年から,高槻の病院に勤めてます。過去の文書や今の心のうちを,終活兼ねて記して行こうと思ってます。2023/1/8に、dermadreamからFF残日録のブログに名称変更。

左右(とにかく)なんとか過ごしてはきた エピローグ編

山田瑞穗

皮膚病診療:Vol.24, No.10;「私の歩んだ道」1170〜1174, 協和企画(2002)

 

 

エピローグ

 いろいろなことがあり,人様には随分と迷惑をかけたが,思う存分,勝手気ままに振る舞って,なんとかとにかく過ごしてきた50年余を振り返り,私は幸せ者であったと,ただただ感謝するのみである.最後の餞けとして,10年前に出した拙い教科書「皮膚科学考え方学び方」の改訂版を,古川・岩月両教授が出してくれ,もう何も思い残すことはない.

 勉強をしなかった分,書道,篆刻,俳句,ペーパークラフト,帆船模型,陶芸,能面等いろいろやってきて疲れてきたが,何もせぬのも意に染まず,喜寿記念の豆本をつくって,長生きし過ぎた余生の時間つぶしをしている.

(2004年1月4日 ご逝去)

 

古川記

教科書の改訂版を山田先生に喜んでいただいたのは、何より嬉しかったです。

 

 

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