皮膚科教授の喜び (2) 教え子に教わる | FF残日録のブログ

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広島県出身。各地で皮膚科の医療に関係してきました。2017年から,高槻の病院に勤めてます。過去の文書や今の心のうちを,終活兼ねて記して行こうと思ってます。2023/1/8に、dermadreamからFF残日録のブログに名称変更。

 昨年の秋に製薬メーカーから、アトピー性皮膚炎の診療を一生懸命頑張っておられる〇〇先生にWeb講演をお願いしたら、ぜひ 私に座長をして欲しいとの依頼があったので、引き受けて欲しいとの申し出がありました。 その先生は、学生時代の臨床実習時代から皮膚科に興味があり、最終的に皮膚科に行くことに決めました。その都度 相談に乗っておりましたが、残念ながら他大学で研修することになりました。ガックリいたしましたが、皮膚科の地方会で良い発表をしているのを何度か聞いて、立派になったもんだと感心もしておりました。そんな矢先の、ご指名ですので嬉しい限りです。

アトピー性皮膚炎の治療は、基本的なところは変わっておりませんが、薬物療法はこの数年で劇的に変わりました。なかなかついて行けないところあったので、私自身随分と勉強になりました。教え子に教わるとはまさにこのことでした。