アンチエイジングという言葉はあまり好きではないです
私は20数年 美容皮膚科に関係してきました。その中で、アンチエイジングという言葉が気になっていました。アンチエイジング(anti-aging)とは「抗加齢」を意味する言葉で、実際の年齢に逆らうことは出来ませんので、その意味としては「抗老化」です。
(公益財団法人長寿科学振興財団
https://www.tyojyu.or.jp/net/index.html )
アンチエイジングは、いつまでも若々しい心と体を維持したいという自分自身ためのケア(セルフケア)のはずです。しかし、「いかに若く見せるかと」いう整容的な面が強調されすぎているようです。
そんな時に、私の大学時代の友人が、自ら理事長を務めるクリニックの30年史を送ってくださいました。その中に用いられている概念というか言葉は、ウェルエイジングです。生活習慣の改善、ライフスタイルの見直しからスタートする予防医学ともいえます。(M先生 http://www.tlc.or.jp/tokyo/staff/doctor_mabuchi.htm )。
しばし、ウェルエイジングの概念を勉強してみます。