会社の週報に書いた内容ですが、

公開しても問題無いのでブログにも投稿します。

 

1年の終わりですので私がプロダクトマネジメント、組織マネジメント
をする時に大切にしている事を書きます。

皆さんは『三木谷曲線』をご存知でしょうか?

 



最後の最後、0.5%の頑張りが大きな結果の差を生む、という考え方です。
https://potentialize.jp/mikitani_curve/

これは結構真理をついていると思っていて、プロダクトに言い換えると
「抜群の品質を目指す場合、最後の最後の踏ん張りにすごく時間も努力も
 投資しないとならない」となります。

実際、「完璧」を目指すと工数も時間もすごくかかります。

では、これを逆に考えるとどうでしょうか?
「完璧を目指さなければ、工数も時間も劇的に減る」となります。

組織を疲弊させるリーダーは往々にして、
全ての事に最高品質を目指します。
数字を分解して施策を並べるタイプのリーダーは特に危ないです。

ですが、本当にそれらは過剰品質と言えないものでしょうか?

私がマネジメントする時には、この境目をとても大切にしています。
何は完璧でなければいけなくて、何に手を抜いても良いのか。

手を抜いても良いところの品質を「並み」とか「凡庸」に留めると、
劇的に仕事が減って、集中するべきところに集中できるようになります。

特に、がんばりやさんなリーダーは、一度考える事をおすすめします。
(スーパー偏見ですが、長男長女にそういう人が多い気がします)

あなたは過剰品質を求めて、余計な工数をメンバーに使わせていませんか?