昨日は仙台からの出張メンバーが来てたので、
久しぶりに飲みにいきました。
で、その時に出た話題のひとつなのですが、
「仕事における障害は相互不理解から起こる」という事。
一見、複雑に見える問題も実は相互に相手を理解していない事に
起因している場合が意外な程多いです。
相手を理解する、というのは立場、置かれている状況、
そしてパーソナリティーです。
例えば怖い上司や、言うことを聞かない部下といった話を人から
聞くことがありますが、
意外な事に、なぜすぐ怒るのか?とか、
なぜ言うことを聞かないのか?という事を理解している人は少数派です。
「その人はなんでそんなに怒るんですか?」
といっても理由を言える人がほとんどいないのです。
*ちょっと補足。これは正確には推測で話す人がすごく多いです。
それって本人と話して確認しました?といってYesと答える人がほとんどいません。
腹を割って話す、以外には解決方法が無いのですが、
ここでも多くの人はまず自分がしゃべります。
これは全くの逆で、腹を割って話す時は相手の話をまず聞かなければなりません。
人間は感情の動物なので、感情的にひっかかっている事があるうちは
相手の話が全く耳に入ってこないからです。
例えば、作ったけど全く使われないシステムができてしまった時、
エンジニアは事情を説明して欲しかったけど、ディレクションをした人は
別件でインセンティブが出てるからOKと思ってる。
みたいな、微妙なひっかかりを精算しなかったがばっかりに、
うまくいかないパターンは結構あるものなのです。
自分の意見をぶつける時は率直に伝えましょう。
用意があるのであれば自分が協力できる事は協力したいと
伝えた方が良いと思います。
というわけで、職場で障害があると感じた時はまず話を聞いてみましょう。
・・・めっちゃ普通の結論になった。