何回か続けてきた事業推進会議ですが、
今回で終わりにしようという話が出ていて、多分そうなります。

いくつか理由があるのですが、決定打となってしまったのは結局のところ

イエスマンを作り出す構図になってしまった

という理由です。

1.リーダー業務の一部を先行して任せる。
2.定例会議で進捗をきっちりと追う。

という繰り返しなのですが、ほぼ全ての参加者にとって未体験のこの作業は、
結局会議でのアドバイス通りの実行が一番打率が高いのです。

さらに、進捗をきっちり追いますので人によっては仕事の内容そのものよりも、
いかに会議を乗り切るかという事にフォーカスしてしまったりします。

アドバイス通りに実行し、成功し、褒められる。
これを繰り返して育成されるのは、会議での指示を待つイエスマンです。

超トップダウンで、議論不要でスピーディーに物事を進める時には
イエスマンの存在はありがたいのですが、
事業を継承するにあたっては全く機能しません。

なぜなら誰も指示を出さない時に決める事ができないからです。

長らく事業部長不在で進めてきた私の分掌も、整えるべきものを整えて
大きな変化は不要なフェーズに入ってきています。

それにあたって、沢山の失敗と沢山の議論を乗り越えて成功できる
組織に作り変えるべき時が来ていると感じています。