仕事をしていると様々な人と出会います。
時に意見が食い違い、時に「なぜそんなことをするんだろう?」という人とも出会います。

そういう時に一番初めに当たる壁が、正論の壁だと思います。
「正しい事を正しく言って、何が悪い」という壁です。

もちろんそれは間違ってないのでしょうが、
物事を推し進めるためにそれだけが手ではありません。

ある人はとにかく楽をしたいと思っているかもしれません。
ある人は変化によって自分のこれまでのやり方が否定されると思っているかもしれません。
ある人はあなたが気に食わないから
ある人は、自分の城やプライドを守りたいのかもしれません。

共通するのはロジックではなく、感情と勘定で動く人もいる、という事です。

Dカーネギーの「人を動かす」は「盗人にも五分の魂を認める」という章から
始まります。

正論や説得を忘れて同僚を見つめてみれば、また発見することも多いのではないでしょうか。

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