結論から言うとSEOは死なないよ!

パーソナライズドことはじめ

まず、本エントリーを理解するにはパーソナライズド検索のベースコンセプトを
共有しないといけませんので下記の一連のエントリーをお読み下さい。

私は下記の一連のやりとりの理解をしてます。

僕がパーソナライズドサーチに否定的な理由

私がパーソナライズドサーチにそれほど否定的でない理由

検索結果の1ページ目のどこかに答えがあればOKという考え方


ざっくり言うと、

検索結果を作る側の発想として、とある検索ワードに対する
答えとしては1ページ以内に答えがあればOKという発想があって、

「パーソナライズドは通常10個で構成される1ページ目のひとつかふたつを
パーソナライズド化されたものに切り替える」というやりとりでした。

実際、今回導入されたソーシャル検索のブレンド度合いもそんな感じだな
と適当に検索した結果では感じています。

実際のブレンド具合

例をあげると下の図のような感じ。

「八景島シーパラダイス」を検索して、左がログイン状態。右がオフ。
適当にキャプチャ取っただけなのでツッコミどころあったらすいません。

今日のニッパウ-シーパラ1今日のニッパウ-シーパラ2

全部の結果が大胆に変わるのではなく、8-9位あたりの結果が
差し替わっているのが確認できると思います。

ブレンドされてる頻度は結構多いなと感じていますが、
度合いでいくとコレくらいのが多いなと思います。

で、どうなの?

パーソナライズドの時代になってひとりひとりの検索結果に差異が
生まれていくのは絶対にそういう流れで今回のソーシャル以外にも
地域や訪問頻度やその他もろもろのパーソナライズドのネタは尽きることがないです。

そのうち、andoroid 搭載家電が Google とつながっちゃうかも知れないし。

ただ、ベースの発想として1ページ目の全てのリンクをその人用に、というのは
やっぱり考えづらいんじゃないかと思う。

普段暮らしている文脈とは全く別の欲求で検索しているかもしれないから。
特に、商用SEOのターゲットになりやすい一般名詞であればなおさらで。

そうなると、普段の検索結果上でしっかりと上位表示されているのは
相変わらず重要じゃないかと。

個人的にはこんな感じで捉えてます。

成果報酬の測定基準とかは話しあいがありそうですけど、
適切な測定点はあると思います。