iPhone ユーザーになって半年くらい経ちました。

もちろん説明書的なものなんて1回も読んだことがないんですが、
面白いことを発見しましたのでメモ。

ロジックを裏切るけれども、直感を裏切らないデザインについて。

$今日のニッパウ
by mhaithaca

iPhone は左側面にミュートの切り替えボタンがついています。
正確にはつまみみたいなやつなんですが、それが下がってればミュート、
上がっていれば音が出るという仕様です。

切り替えるときにはしっかりアイコンで今ミュートなのかどうかが
表示されるというデザインで、とっても分かりやすい。

が、実はシチュエーションによって iPhone はこの挙動を裏切ります。
具体的に私が発見したのは2つ。


1)例え音が出る設定になっていても、イヤホンが外れた場合はミュートになる

2)例えミュートの設定でも iPod 画面から楽曲を再生すると音がでる

知ってました?

これ、ロジックで考えるとミュートの設定なんだからミュートにしとけよ
って話になりますが直感にはすごくフィットします。

例えば1)の場合ですが、これは「iPhone もってぶんぶんノッてたらいきなり
イヤホン外れちゃって、大音量で音楽流れちゃった」という場面の軽減に
つながりますね。

2)の場合は、「再生・・・あれ、音でねーな・・・、なんだミュートじゃん」
ということをなくしているわけです。

もしかしたら数年来、そういう設定なのかもしれませんがちょっと感動しました。

こういう実装をしようとすると、ロジックが勝っちゃいそうですけどね。