こちらのリリース。
http://www.fullspeed.co.jp/img_item/ir_news/usual/ir_2010_01_21_173.pdf
ざっくり要約すると、
1)SEOのみの新規営業はアクセル緩める
2)その代りに販売するのが「フルスピードクラブ」
3)「フルスピードクラブ」は包括的に企業支援を行う有料会員制度
という3点に言及されております。
額面通りにとらえると、フルスピード社は総合法人サービス提供を営業の主戦力とする
という解釈になります。
で、今のところ「フルスピードクラブ」の提供サービスは下記のようになります。

まぁ、相変わらずの主戦力であったSEOとSEMはしっかりと販売ラインナップの中に
入っているわけで。今までと何が違うかといえばフルスピード社からみると「会員費」という
固定収入が入ってくるというところでしょうか。
なので、穿ったとらえ方をすれば、
SEO→成果報酬型が基本であった販売戦略を一部固定費を含むサービスへ切り替え
SEM→手数料の他に収入源を確保
みたいな見方もできます。
「営業の形を変えてSEO市場でのシェア確保を行う」と言い換えても成り立ちます。
ま、穿った見方をすれば、ですよ。
なんとなく、Kawangoさんが書いてたモデム販売 を思い出しました。
わかりやすい入口、本命が何か分からなくなるくらいの山盛りのメリット。
でも狙いは市場シェア、みたいな。
とはいえ、サービス立ち上げ当初に既存のものがラインナップとして入るなんて
当たり前ですよね。新設されるとされているアライアンス部隊がどれくらいサービスを
拡充してくるかで「フルスピードクラブ」が見えるんじゃないかと思います。