マーケティングがテクノロジーオリエンテッドになるよ。
という時、そこには2つの意味が存在していると思う。

robot
by Kamillionaire

ひとつが、販管費的にできなかったことができるようになるということ。

もうひとつが、今まで人手でやっていたルーチンワークは、
機械にとって代わられるということ。

BTとかのとれないデータが取れるようになったインパクトはとりあえず省略。

□ひとつ目の最たるはGoogle アドセンス。

アドセンスが出てくる前も「メディアの枠をコンテンツ単位でセグメントします」
という売り方はできたし、してたと思う。

ただ、「ペイドリンクについて論じてるページでリンクバイイング」みたいな
マッチングはできなかったはず。

これは、販売の難易度とか技術的ハードルとか広告効果というよりも
「その細かすぎる括りではグロスがとれないので人件費以上に稼げない
から作業の受け手がいない」という意味合いで。

笑い話で、皮ごと食べられるソフトシェルクラブの生産場では、
「蟹が脱皮する瞬間を監視し続けて、脱皮した瞬間に捕まえる仕事」が
あると聞いたことがあるけど、零細メディアのクリック単価は
ソフトシェルクラブより安いことが多いと思う。

今現在、新興のマーケティング領域はあるけども、
こういう類の「人間ができるけどROIを考えればやるべきではない」
という鉱山はまだ残ってるし、できると思う。

そういう意味で広告最適化とかの技術をやってる人たちは
今、とても面白い時代を過ごしているはず。


□もうひとつは便利なツール達。

二つ目はさんざん語り尽くされたので書きません。

とりあえず言えるのは大枠では「問題解決能力」、
加えて言うと、「相手の気持ちをくみ取る能力」
の2つが備わっていれば何も憂う必要はないということ。

例えば、「その最適化は本来的な意味で正しいのか?」という検証は、
人が介在しないと難しい。

むしろ、「自分が考える時間を増やす為に、誰でもできるルーチンを
人を雇って振る」ということをやってた人達にとっては、
「機械に頼む」という選択肢が増えたのでチャンスですよね。

People should think。

というのはIBMのスローガンではなくて、そういう時代になってくんですよ。
と思ったり思わなかったり。


あなたが今やってる仕事、アルゴリズムにできますか?





とはいえ、お金がある人は自分でツールなんか使わない(その時間すらもったいない)で、
人に頼むけどね。